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麻生外相訪韓 『これ以上話すことはない』
 昨日、麻生太郎外務大臣がAPEC開催中の韓国を訪問しました。外相に就任してから初めての外遊となります。麻生氏と言えば、外相に就任する前から様々な発言で韓国から批判されてきたわけですが、韓国の外相との会談で靖国参拝について攻撃されることは必至。どんな戦法で攻めるのか注目が集まりますが、出発前の13日、先制パンチを放って行ったようです。こちらをご覧下さい(Yahoo ニュースから以下引用)

<麻生外相>首相の靖国参拝 中韓の反発に不快感

 麻生太郎外相は13日、鳥取県湯梨浜町で講演し、小泉純一郎首相の靖国神社参拝に対する中国、韓国の反発について「A級戦犯合祀(ごうし)以降後も大平(正芳)首相らが参っている。そのころは問題なくて、いきなりこのところ急に問題と言われると、何となく異な感じを受けるのは私だけではないのではないか」と不快感を示した。
 
 麻生氏はさらに「祖国のために尊い命を投げ出した人に感謝と敬意をささげるのは当然だ。これは国家の根幹にかかわるので、小泉首相も簡単には譲れない」と首相の参拝を改めて支持。ただ「こういった問題は、一方的に話が通じるわけではないので、意を尽くして丁寧に対応していかなければならない」とも述べた。【中田卓二】
(毎日新聞) - 11月13日20時2分更新


 
 靖国参拝への批判は一切受け付けるつもりは無いようです。良いですねえ。これで、韓国側が靖国参拝批判一本で会談を進めることは事実上不可能です。会談前の時点での日本語で読める韓国各紙では、外相会談があることは記事にしていましたが、麻生外相の靖国に関する発言に触れたものはありませんでした。一昔前なら大騒ぎしているところでしたが、実に静かでした。逆に不気味に感じるのは私だけでしょうか(笑)?

 靖国関連で韓国を苦しい立場に追い込む一方、麻生氏はニンジンをぶら下げることも忘れていません。現在、期間限定的に実施されている韓国人の『ノービザ』渡航の恒久化に前向きな発言もしており(勿論、韓国人が問題を起こさなければという条件付ですが)、トップニュースで扱う韓国紙もあったようです。

 この他にも、韓国人ハンセン病患者への『政治的判断』による救済にも言及するなど、韓国側へのお土産を持参したようです。ビザなし渡航や韓国人ハンセン病患者への救済には批判もありますが、ここで重要なのは、韓国の『歴史認識云々』という言葉を封じ込め、個々の案件に影響を及ぼす事無く話し合いを進行させる事が出来るということですね。(日本にとって『著しく』不利な形にはならないという事)

 さて、どんな会談になったのか、ドキドキします(笑)が、会談の内容を見てみましょう。こちらのニュースをご覧下さい。(中日新聞から以下引用)

靖国参拝議論は平行線
日韓外相会談

 【釜山(韓国南部)=中村清】アジア太平洋経済協力会議(APEC)出席のため韓国を訪問した麻生太郎外相は十四日夜、釜山市内で韓国の潘基文(バン・キムン)外交通商相と会談した。潘氏は小泉純一郎首相の靖国神社参拝について「日韓関係だけでなく東北アジア全体の未来にも望ましくない」とあらためて遺憾の意を表明。麻生外相は「小泉首相自身が直接、(潘氏に)心境を語ったので私がこれ以上話すことはない」と述べるにとどまり、靖国参拝をめぐる議論は平行線をたどった。

 麻生外相にとって、今回の訪韓が就任後初の外国訪問。この日の冒頭発言で「外相として誠心誠意、友好関係促進に頑張りたい」などと述べ、歴史問題などで冷え込んだ日韓関係改善に取り組む決意を示した。

 会談では十二月に予定される盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の訪日について麻生外相が「隣の家だからと言って会わないと何となく疎遠になる」などと訪日を求めたが、潘氏は答えなかった

 麻生外相はまた、韓国内のハンセン病患者への補償に向け、新たな法律制定を検討していることを表明。第二期の日韓歴史共同研究を今年中に始める意向とサハリン残留韓国人に対する人道支援を検討中であることも韓国側に伝えた。



 上記事には書かれていませんが、麻生外相は追悼施設建設に関して『議員レベルで検討しており、説明できる段階ではない』と、述べるにとどまり、いわゆる『歴史認識』問題では一歩も引かなかったようです。韓国外相は会談終了後の会見で、『正しい歴史認識を日本が持つべき』というおなじみの発言をしていましたが、特に、麻生氏の『歴史認識』を批判したりすることはなかったようです。

 現時点では、騒ぎ立てる韓国マスコミは無く、会談で話し合われた内容をそのまま報道するといった『冷静』な態度を見せています。『妄言だ!』とか、『謝罪しろ!』という反応が無いので、ちょっと物足りない(笑)・・と、冗談はさておき、麻生氏、あるいは日本政府の態度が変わらないと言う事を韓国側は理解したでしょう。ボールは向こうにある。大統領の訪日も『日本側』から重ねて要請しています。バ○でないのなら、きちんと打ち返して欲しい。



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テーマ:外交 - ジャンル:政治・経済

コメント
この記事へのコメント
二世・三世議員
自民党の二世・三世議員には否定的なんです(だっていくらなんでもちょっと多すぎるでしょ?)が、安倍晋三や中川昭一なんかは是とでているのではないでしょうか?官僚出身の民主党若手議員とは全然違います。

そして今麻生太郎なんですが、この人も吉田茂の孫ですよね。外相としてはまだまだ未知数ですが、外務省の姑息な役人にコントロールされる事なく、自身の判断で外交して貰いたいものです。どうですか、期待できそうですかね?
2005/11/16(水) 07:18:03 | URL | BOO #IZPNe.JA[ 編集]
>BOOさん

麻生氏は外務省の小役人に引きずり回されるほどヤワじゃないですよー。私は麻生さんが好きです(笑)
2005/11/16(水) 21:16:20 | URL | 管理人 #hI3IiWgo[ 編集]
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2005/11/16(水) 21:28:32 | Letter from Ceylon II
中国の曽慶紅国家副主席が2005年1月26日訪問したペルーでのニュースを、人民網日本語版ではちょ、ちょっと報道しています。ほんのちょっと。人民網日本語版-中国とペルー、全面的な協力関係へほんのちょっとね。で、人民網英語版では。。。おおお、たくさん報道して
2005/11/16(水) 21:35:10 | Another Type of "Letter from Ceylon"
パク・チョルヒ教授、ちょっと待たれよ。A級戦犯が合祀されているから問題なのであって、もしも、A級戦犯の合祀さえなければ、合祀前の1978年10月17日以前に政治家や天皇家が参拝したが苦情は寄せられなかったと同様、靖国神社に参拝すること自体は認めるのではな
2005/11/16(水) 22:02:15 | Letter from Ceylon
赤紙一枚で国のために命を捧げた人々がいることを忘れてはならない。
2005/11/18(金) 22:07:32 | 1喝たぬき
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