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拉致被害者を返せ 日朝協議の進展はあったのか
 先週、北京で2日間にわたって日朝政府間協議が行われました。日本側懸案の拉致問題に進展はあったのでしょうか。まずこちらのニュースをご覧下さい(sankei webから以下引用)

日本、3分科会設置を提案 日朝協議が終了

 日本人拉致問題などをめぐり北京市内で行われていた日本と北朝鮮の政府間協議は4日、2日間の日程を終了した。日本は(1)拉致問題を含む懸案(2)安全保障問題(3)「過去の清算」を含む国交正常化―の3分科会を設置して議論を継続するよう提案し、北朝鮮側は持ち帰った。両国は協議の継続で一致、次回日程は外交ルートを通じ調整することになった。日本は年内にも開きたい意向だ。

 拉致問題などについては、双方の主張が平行線のままだったとみられるが、北朝鮮代表の宋日昊(ソン・イルホ)外務省アジア局副局長は終了後、記者団に対し「今回は国交正常化交渉再開にとって有益だった」と述べ、協議内容を評価した。

 宋副局長は、協議後「拉致問題については見解の差がある」と強調。一方で植民地支配など「過去の清算」に関して「解決しなければならないという点で共通認識を得た」と述べた。

 4日の協議は、午前中に日本側宿舎のホテルで行われた後、夜には北京市内の料理店で夕食を共にしながら行われた。

 2日間の協議で、宋氏は拉致問題に関し「解決方法についても提起しようと思う」と軟化の兆しをみせ、斎木昭隆外務省アジア大洋州局審議官を代表とする日本側も、従来は主要議題としない方針だった「過去の清算」の議論に柔軟に対応した。

 日本は、北朝鮮が横田めぐみさんのものとして提出した「遺骨」を別人とした鑑定の正当性をあらためて主張するとともに、引き続き拉致問題に関し(1)生存者の早期帰国(2)真相の解明(3)拉致容疑者の引き渡し―を要求した。

(共同)


 この協議が始まる少し前から、ジェンキンス氏の証言を元にした日本人以外(タイ人)の北朝鮮による拉致被害者の情報が出てきたり、安部官房長官が米国の大統領補佐官との電話会談で、拉致問題の解決に向けた日本の立場を支持する事を確認するなど、今月、国連総会で決議されるであろう北朝鮮の人権問題を非難する決議案と合わせて、国際社会の北朝鮮への包囲網は出来上がりつつあります。

 主に官邸主導で行われてきた北朝鮮との交渉で、強硬派の安部氏が官房長官に就任した事から、上記のような理由もあり、今回の協議で一定の成果が上がるのではないか?と、思っていましたが、北朝鮮側は『拉致は解決済み』という従来の立場から一歩も出ず、協議の継続と、話し合う対象を分割することだけで終わったようです。

 北朝鮮に『亡命』したとされる、元オウム真理教の信者である女性が協議の日に合わせて日本に帰国するという『ワイドショー』向けの出来事もあり、国内の関心が分散され、今回の日朝協議への関心はそれほど高まらなかった。この点では、北朝鮮にしてやられたと、悔しい思いが残りました。

 上記事にある3分科会設置の提案に北朝鮮は乗ってきたようですが、これは当然といえるでしょう。なぜなら、ここの問題を切り離すことによって、『過去の清算』では積極的に協議を行い、安全保障問題は6カ国協議で話しましょうと逃げを打ち、さらに、拉致問題に関しては、のらりくらりと逃げ回る事が予想されるからです。

 日本の原則的な立場は、拉致、核問題の解決なくして『過去の清算』は無いというものですが、分科することによって、国交正常化や過去の清算の話『だけ』が進んでしまうのではないか?と、危惧します。交渉担当のトップが斎木氏なので、そんな事はないと信じたいですが・・

 北朝鮮が交渉のテーブルに乗ってきた事を評価する向きがありますが、交渉に参加する事も北朝鮮にとっては『カード』ですから、これで前向きな議論が進んでいくと考えるのは間違っています。今回の内閣改造をもって発した、東アジア外交への強力なメッセージを受けた形で、彼らは前向きな『振り』をしていますが、日本国内の拉致への関心が薄れてしまうと、交渉が停滞、あるいは後退してしまう恐れが十分あります。

 拉致問題を解決するためには、国際社会の包囲網を強化すると共に、日本が一歩も引かない不退転の明確にし、強硬な姿勢を『より』鮮明に打ち出すしか道はありません。中国や韓国が北朝鮮に支援をしているから『経済制裁』は有効な手ではないと、先日、自民党の中川政調会長が述べたようですが、実害はともかく、意思を表明するためには有効な手段であることには変わりはありません。

 とにかく、拉致被害者、その家族にはあまり時間が無い。引き離された期間があまりに長いのです。一刻も早く拉致被害者を家族と一緒にしてあげたい。政府には、北朝鮮に対する圧力を強めていただきたいと思います。

 期待してますよ!安部さん、麻生さん!
 
 
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テーマ:国際問題 - ジャンル:政治・経済

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 今日から北京で日朝対話が始まった。日本は当然のことながら拉致問題を、それに対して北朝鮮は過去の清算をメインテーマに交渉に臨む。今頃になって過去の清算を持ち出すあたり、国際社会から取り残された北朝鮮の無知蒙昧ぶりを表しているが、韓国に呑み込まれる形で一緒
2005/11/06(日) 11:28:28 | 外交のファンタジスタ
6ヶ国協議などというものは、日本にとって何の意味も価値もない時間の無駄に過ぎないと言うのはもはや世論の多くを占めつつある意見のようですが、個人的にはこれと同じくらい意味がないと思うのが日朝協議なる2国間協議。2国間で何かを協議しようと言うならば、双方が誠
2005/11/06(日) 13:12:30 | 閣下の憂鬱
 北朝鮮による日本人拉致事件について、米国のデトラニ・6か国協議担当特使が「北朝鮮のテロ支援国家指定を解除する前提条件として日本人拉致問題の解決がなされなければならない」と講演で明言した。その真意は、日朝協議開催に合わせて同盟国である日本を援護射撃する意
2005/11/06(日) 15:08:56 | 猫研究員の社会観察記
日朝の政府間交渉は4日、北京市内で2日間の協議を終え、今後も交渉を継続することで
2005/11/07(月) 11:19:46 | 髭星人
金正日が口頭で謝り、5人と家族を帰したから、拉致は解決済みと北朝鮮が言うなら、こちらも言うべきことは言うべき。 謝罪と償いは最終的に済ませています。(南朝鮮との間で) よって、「過去の清算」も「解決済み」と言い返すことから物事ははじまる。 そう考えます。
2005/11/07(月) 13:59:03 | TTWWTP別館::::::
『読売新聞(05/11/06)』日朝政府間対話-『北』への国際的な圧力を強めよ  焦点の拉致問題をはじめ、何の進展もないまま、1年ぶりの日朝政府間対話は終わった。 対話の継続では一致したが、今後、北朝鮮に誠意ある対応を迫るには、日本側としても、何らかの「圧力」も
2005/11/07(月) 21:39:18 | =社説は語る=
なにやら、韓国の外相やらあちらの行かれた国会議員やらが、てめぇらの歴史というものに真正面に取り組めず、ほんの百年少々前までは『乞食国家』だった、李氏朝鮮のふがいなさを直視できずにわが国に世迷言をたれているようです。李氏王朝の縁戚たる『李承晩』という、両班
2005/11/09(水) 08:00:21 | 手前ら、日本人をなめんじゃあねぇ
「欧州連合(EU)拉致問題など北朝鮮を非難する国連総会決議案」に関連するブログ記事から興味深いものを選んでみました。ぜひ...
2005/11/09(水) 18:22:28 | ブログで情報収集!Blog-Headline
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2005/11/17(木) 12:25:22 | ブログ界の正論
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