新法相に選ばれた杉浦氏ですが、就任初日に何かやらかしてしまったようです。こちらのニュースをご覧下さい。(asahi comから以下引用)
「死刑執行のサインせぬ」と発言、すぐに撤回 杉浦法相
2005年11月01日02時12分
杉浦正健法相は31日、就任後の記者会見で、死刑執行について「(命令書には)サインしない」と表明した。しかし、その約1時間後、「発言は個人としての心情を吐露したもので、法相の職務の執行について述べたものではない」と、発言を事実上撤回するコメントを発表した。法務省側は「サインをしたくないという趣旨だった」と説明。明確にNOを宣言した直後の「変心」に、関係者は振り回された。
法相は会見で「哲学、宗教、生命に対する考え方はいろいろある」と述べたうえで、トルコが04年に欧州連合(EU)加盟にむけて死刑制度を廃止したことなどに触れながら、「文明論的に言えば、方向としては長いスパンをとれば(死刑制度は)廃止の方向に向かうと思う」と述べた。その理由として「私の心の問題。宗教観や哲学の問題だ」と語った。
杉浦法相は弁護士出身。
数々の死刑事件の弁護を担ってきた安田好弘弁護士は、杉浦氏の会見内容を聞いて「大変重い発言だ。死刑廃止が広まっている国際的な状況や、これからは人道主義が社会の基幹になるべきだという観点より、心から歓迎したい」と語った。
一方、地下鉄サリン事件の遺族、高橋シズヱさんは「大臣の考えには遺族の一人として納得できない」と憤った。
松本サリン事件の被害者、河野義行さんは死刑そのものには反対の立場だが、法相発言には違和感を感じた。「『自分はサインしない。後任の大臣はどうぞ』というのは法相としての職務放棄にも聞こえる。そこまで言うなら、法律を変えて死刑を廃止するべきだ」と指摘した。
ところが、会見の約1時間後の1日未明になって法相は、「発言は個人としての心情を吐露したもので、法の番人としての法務大臣の職務の執行について述べたものではなく、その点について誤解を与えたとすれば遺憾ですので訂正いたします」とするコメントを発表した。
死刑廃止議員連盟の保坂展人衆院議員は「法務省が不意をつかれてばたばたしたのだろう。発言を撤回したとしても、死刑に関する調査会を設置する法案の議員立法には追い風になる」と話した。
死刑執行をめぐっては、90年から約1年間、海部内閣の法相だった左藤恵氏が、浄土真宗の住職という立場から、署名を拒否した。その後に就任した後藤田正晴氏が「法相が個人的な思想・心情・宗教観でやらないなら、はじめから大臣に就任することが間違いだと思う」と批判したことがある。
確定囚は10月28日現在で77人。最近は年間で数人のの死刑が執行されている。
死刑の是非については、ここで詳しく論じるつもりはありませんが、日本には死刑制度が厳然として存在し、法務大臣は執行のサインをしなければならない大変な職であると思います。しかし、松本サリン事件の冤罪被害者である河野氏が言及している通り、死刑に反対するのなら、先ず法律を変えるべきであり、死刑という制度がある以上、所轄大臣はその責任を負わなければなりません。
『サインをするのは嫌だ』・・そんなの誰でも嫌に決まってます。嫌であれば法務大臣の職を受けなければ良いのです。それに、死刑制度廃止に向けて確信犯的にサインをしないと言ったのなら、すぐに撤回などしないはず。混乱を招いただけで、杉浦氏の行動は無責任だと言われても仕様が無い。
ものすごく無責任に見える杉浦氏ですが、どうしてこういう行動を取ってしまったのでしょうか。それにはいくつかのキーワードが挙げられます。『昭和9年生まれ』『心情左翼』『田原総一郎』と、こんなところでしょうか。もうこれらのキーワードを見ただけでピンときた方も多い(笑)かもしれませんが、次のエントリーで杉浦氏の生きてきた時代、考え方の形成の過程を追いながら分析していきたいと思います。
では、また後ほど。
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本当に信じられないくらいばかげた発言です。上の日本国民さんご指摘の通りですね。
こちらからもTBいたします。
杉浦法相・・サインしないとは・・とほほ。
さすが昭和一ケタ。
ちょっと信じられない発言ですよね(笑)。早速、反日の人達に目をつけられてるようですし。心配だなあ。
>tenjin95さん
コメントありがとうございます。
この人『ヤバイ』ですから、どんんどん広めちゃいましょう。
>SAKAKIさん
こちらこそ、閲覧頂きありがとうございます。昭和1桁の人達はある意味でかわいそうな境遇だったことは理解しますが、この人は別格です。

