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民主党の行方 ⑫  『寝たふりをしていただけ』
 本日、前原誠司氏が民主党新代表に選出されてから1ヵ月が経過しました。従来のボトムアップ方式による政策決定のプロセスを転換させ、トップダウン方式の対案路線によって政策決定のスピードアップを図り、与党提出の郵政民営化法案の対案を提出するところまでは上手く行っているかに見えましたが、やっぱり『寝たふり』していた議員が動き出したようです。
このニュースをご覧下さい(NIKKEI NET から以下引用)

民主・小沢氏、テロ特措法改正案に反対表明
 民主党の小沢一郎前副代表は14日、テロ対策特別措置法改正案への対応をめぐり、前原誠司代表らが政府側から十分な説明があれば賛成もあり得るとの考えを示していることについて「(法案成立と延長決定の)2度にわたり反対しており、(今回賛成するのは)説明がつかない。反対だ」と表明した。さらに「党内の全員に賛否を聞いたらどうか。多分、反対の方が多いのではないか」と強調した。京都市内で記者団に語った。 (20:00)


 前回の衆院選での大敗を受けて表には出ず、代表代行のポストも断って、落選した議員の支援をするために全国行脚していた小沢氏ですが、また何かやらかしそうです。私は、この小沢一郎氏と橋本龍太郎氏が保守政治家のなかで最も嫌いなのですが、自民『田中派』伝統のキングメーカー気取りを下野した今でも続けている小沢氏には、格別の嫌悪感を持っています。

 落選議員の支援に回ったことも次の選挙を睨み、自派の拡大を狙っての動きである事は確実で、前原代表就任直後の国民の注目が薄れてきたところを見計らって執行部批判をし始めたようです。小沢氏の発言を受けて党内で特措法反対の意見が噴出し、執行部は賛成の意向を撤回して反対に回るそうです。

 次に、前原代表と並んで若手の有望株と目されていた枝野氏も妙な動きをしているようです。(sankei web から以下引用)

憲法9条改正論 党見解ではない 民主・枝野氏

 民主党の枝野幸男憲法調査会長は十六日、都内で開かれた憲法改正に向けた国民投票法に関する公開討論会で、同党の前原誠司代表が九条改正を表明していることについて、「民主党は憲法九条の改正を一度も決めていない。憲法を改正すべきだということ自体決めていない。党首や幹事長が個人の意見として(憲法改正を)言っているが、党の見解ではない」と強調した。

 自民党は全面改正を唱えて「新憲法草案」づくりを進めているが、枝野氏は「憲法全文の書き換えには明確に反対だ。(自民、公明、民主)三党で、できれば(社民党を含む)四党で一致する項目からやっていくといい」と述べ、部分改正が望ましいとの考えを示した。九条については「今の自衛隊を現状追認するような改正に賛成する気はない。自衛隊にもっと憲法的な制約をかぶせる方向で改正すべきだ」と語った。



 憲法改正に関して、自民党が一部改憲ではなく、新しい憲法を作るべく草案を練っており、前原代表も対案路線の一環として、全体的な憲法の見直しを明言していましたが、党代表の発言を個人の意見と断言。前原氏に先を越された悔しさは理解しますが、党首や幹部の意見を軽々しく扱っていいのか。9条に関しても、自衛隊にさらなる憲法的な制約をかぶせるというのは一体どういう意味なのか。自衛権明記を主張している前原氏への対抗心から、自衛権も認めないという事なんでしょうか・・若手保守と見られていた枝野氏が、このような動きを見せれば、小沢氏、左派が群がってきて前原代表降ろしに繋がり、また元の民主党に戻ってしまう可能性が強くなります。

 さらに、年金一元化に向けた与野党合同の協議に参加する指示を出していた前原氏でしたが、協議への不参加を決めたようです。(yomiuri online から以下引用)

「年金一元化」合同会議の再開、民主が応じない方針

 民主党は16日、年金一元化などに関する与野党の「社会保障制度改革両院合同会議」について、今国会での再開には応じない方針を固めた。

 これに関連し、同党の鳩山幹事長は同日のフジテレビの報道番組で、「我々が合同会議に入ってしまえば、結局(国民年金を含む年金一元化の)先延ばしの議論のおつきあいになる。(与党は)我々を道連れにする必要は必ずしもない」と述べた。

 合同会議をめぐっては、民主党の前原代表が、再開に関する与党との協議に応じるように松本政調会長に指示していた。

 しかし、与党と民主党との協議で、民主党が国民年金を含めた一元化を議題とするように主張したのに対し、与党側は、まず厚生年金と共済年金を一元化する法案を2007年に成立させ、国民年金を含めた一元化については2007年度末までに方向付けを行う段取りを提示した。
(2005年10月16日23時0分 読売新聞)



 『合同会議に入ってしまえば引き伸ばしのお付き合いになる』って、そんなものは話合わないと分からないでしょうが。以前の民主党もこの手で色んな委員会や会合を欠席していましたね。結局、議論すらしない『ボイコット』戦術で行くんですか?ガッカリです。

 先祖がえりをして行くのなら、絶対に民主党は支持できない。前原氏にはこの様な動きを押さえ込んで自身の方針を貫いて欲しいですが、出来なかった場合は、今後好意的に民主党を取り上げることは無いでしょう。



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この記事へのコメント
民主の中にも侍はいた!
民主党の中にも、素晴らしい議員がいました。だが、残念ながら国会議員ではなく、
それは、東京都議会議員で36歳の西岡真一郎氏です。西岡氏のような方に、代表を務めさせるくらいのアンテナを、党執行部が持っていたら、大敗はなかったのに。。。
2005/10/17(月) 14:58:56 | URL | 神新二 #foglHflk[ 編集]
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 本日、前原誠司氏が民主党新代表に選出されてから1ヵ月が経過しました。従来のボトムアップ方式による政策決定のプロセスを転換させ、トップダウン方式の対案路線によって政策決定のスピードアップを図り、与党提出の郵政民営化法案の対案を提出するところ
2005/10/17(月) 14:59:56 | ◇◆神新二◆◇    共に創りたい!!   共に創ろう!!          『喜びに満ち溢れた夢と
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