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朝鮮半島赤化統一へのカウントダウン 歴史は繰り返すのか 1
  先日のエントリーで、6カ国協議閉会後の各国の動きについて紹介しました。今回のエントリーから、特に極東アジア不安定要因の元凶である北朝鮮、その北朝鮮に擦り寄る韓国がもたらす日本、国際社会への影響を朝鮮戦争開戦前夜~現在までの半島の歴史を絡め、何回かに分けて特集し、考えて参りたいと思います。

 まず、先日発表された韓国大統領の発言をご覧下さい。(東亜日報から以下引用)

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が、韓米連合軍司令官が現在持っている韓国軍に対する「戦時作戦統制権(戦時作戦権)」の行使の可能性を取り上げたことで、その背景に関心が集まっている。

盧大統領は1日、鶏龍(ケリョン)大学で開かれた第57回「国軍の日」記念式の演説で、「(最近発表した)国防改革案は、自主国防の意志を盛り込んでおり、特に戦時作戦統制権の行使を通じて、自ら韓半島の安保に責任を負う名実共に自主軍隊に生まれ変わることだ」と強調した。

盧大統領はさらに、「韓半島をめぐる不信と対立の壁を壊し、北東アジアに平和と繁栄の秩序を実現するためには、韓国の意志と能動的な役割が非常に重要だ」と述べた。

盧大統領は、以前にも戦時作戦権の還収問題を取り上げたことがあるが、これを「行使する」と表現したのは、事実上初めてだ。

韓国は、金泳三(キム・ヨンサム)政権時代の1994年、韓米相互防衛条約締結(1953年)以来、韓米連合司令官が行使してきた韓国軍に対する作戦統制権のうち、平時作戦権を取り戻したが、戦時作戦権はまだ韓米連合軍司令官が有している。

在韓米軍司令官(米陸軍大将)が、韓米連合司令官と在韓国連軍司令官を兼任している。

軍内では、盧大統領の戦時作戦権行使発言が、韓国軍合同参謀本部の独自の作戦遂行能力の向上を骨子とした国防改革案を念頭に置いたものと見る見方が支配的だ。国防改革案は、自主国防の実現に焦点が合わせられているだけに、戦時作戦権の行使は「必須要素」ということだ。

金晩洙(キム・マンス)大統領府報道官も、定例会見で「戦時作戦権の還収は、自主国防の要として、盧大統領が未来ビジョンとして強調してきた事案だ」と述べた。

板門店(パンムンジョン)共同警備区域(JSA)の警戒など、在韓米軍の10大任務が、来年末までに韓国軍に移管される状況を考慮すると、戦時作戦権の還収を本格的に取り上げる時になったという分析もある。

しかし一部では、韓国軍が戦時作戦権の行使に必要な先端戦力を備えていない状況で、「戦時作戦権行使」を言及することは、韓米同盟に不必要な誤解を与える恐れがあると指摘する。

国防部関係者は、「戦時作戦権還収問題は、安保状況を慎重に考慮して推進されなければならず、まだ本格的な協議は行なわれていない」と述べた。

一方、盧大統領は国軍の日の行事で、「韓米同盟は、北朝鮮核問題解決の糸口を見出し、北東アジアの平和と繁栄の土台づくりに大きな力になった」とし、「韓米同盟は、今後も包括的で躍動的かつ互恵的な同盟に、さらに発展していくだろう」とつけ加えた。



 『戦時作戦統制権』とは、韓国が有事(例:北朝鮮からの侵攻)の際、韓国軍の指揮権は在韓米軍司令官が持つことになっており、米軍が主導権を握って事態に対応する権利で、朝鮮戦争以来、有事の際は米国を中心とする国連軍(司令官は在韓米軍司令官)と韓国軍が共同で当たる事になっています。(別の見方をすれば、韓国軍は勝手な事が出来ないように楔を打ち込まれていると言えます。)

 盧大統領は、この『戦時作戦統制権』を米軍から取り戻し、韓国が自主的に有事に対応する体制を作ると言っている訳ですが、日本における自衛隊と米軍の関係と同じで戦力が分担されており、米軍の協力無しには自衛隊だけで有事に対応できない様に、韓国も似たような状況であり、自分だけで防衛出来ない歪な戦力構造のまま、統制権の取り戻しを発表した事に韓国の保守層はもちろん、米国や日本でも問題視されています。

 私は、韓国が国防を自主的に行う事に反対するわけではありませんが、北朝鮮が核保有宣言をし、関係する周辺諸国や米国が朝鮮半島の非核化に向けた話し合いをもっている最中に、均衡しているパワーバランスを崩すような事を発表するのは、理解に苦しみます。
 朝鮮半島が平和的に統一され、軍事的緊張が無くなった場合であれば話は分かりますが、まだどうなるか予断を許さない状況での盧大統領の動きは、一体どのような背景があるのか見ていきたいと思います。

 現在、韓国では朝鮮戦争で韓国軍と共に戦った救国の英雄であるはずのマッカーサー将軍の評価を巡って、国論を二分する事態になっています。その象徴と言える事件が『マッカーサー将軍の銅像』を撤去しようと行動を起こしている人々と、それを阻止しようとする人々が衝突するという、韓国建国以来、朝鮮戦争を通じて北朝鮮と戦ったり、その怖さを知る比較的高齢の『反北、親米派』と、北朝鮮の怖さをあまり実感できない比較的若い世代の『反米、親北派』による対立が引き起こしている事件であると考えられます。

 マッカーサー将軍の評価は、『反北、親米派』が『韓国を赤化統一から救った救国の英雄』であるのに対して、『反米、親北派』は『民族分断の元凶』と、まるで別の国の国民が下した評価を見ているようです

 この『反米、親北』である人々は、韓国における報道機関の調査で『北朝鮮に脅威を感じますか?』あるいは『北朝鮮に親近感を持ちますか?』といったアンケートで『脅威に感じない』、『親近感を持つ』といった答えが大半を占めたと記憶していますが、一方で、『反北、親米』である人々は『脅威を感じる』、『同じ民族として親近感は感じるが、北朝鮮に脅威を感じる』という意見が大半だったと思います。
 北朝鮮が軍縮を始めるなど、なにか変化が起こったのなら『脅威を感じない』という意見がでることは考えられますが、実際には自国民が飢えて苦しんでいるのに『先軍政治』を推進する軍事優先の国家であることに何ら変わりはありません。

 では、なぜ極端に北朝鮮に対する意見に開きがあるのか。理由はいくつかありますが、大きな理由として『北朝鮮の意向を受けた勢力』による工作が成功しつつある、ということでしょうか。詳しくは次回以降のエントリーで書く事としますが、『反共、反日』であった李承晩大統領、『軍事政権』の朴大統領と独裁状態が続いた韓国で『民主化』を叫ぶ勢力の中に、多くの北朝鮮の意向を受けた勢力によって蒔かれた種が、長い時間をかけて花開いた結果と言えます。
 『開いた花』である『反米、親北』の人々が、『人権』弁護士であった盧大統領誕生に大きく寄与しており、当然、大統領の考えはこれらの人々と同一、あるいは、かなり似ていると考えられ、その様な考えを持つ大統領が『戦時作戦統制権』を取り戻す意向を示した事は、重大な意味を持ちます。
 
 最近、あるシンポジウムで『揺れる韓半島、どこへ行くのか』というテーマで討論が行われました。姜禎求(カン・ジョング)という大学教授は、米韓同盟について(以下、朝鮮日報から一部引用)

『韓米同盟は、反民族性、隷属性、反平和制、盲目制、恩返し論による捕虜制、反統一性といった6つの属性を持っている』

『韓国社会の大半は、崇米・自発的奴隷主義に傾倒している』

『特に国防部、外交部の官僚が崇米・自発的奴隷主義傾倒している』

『米国が他国の内戦(朝鮮戦争)に介入したことで戦争が拡散し、400万人が死亡した』

『韓米同盟、在韓米軍のため、韓半島は絶え間なく戦争の危機に追い込まれているので、韓米同盟を撤廃して在韓米軍を全面的に撤退させなければならない』

『韓国軍が、北朝鮮軍に比べて劣勢だという主張は、軍事費、経済力を考慮すれば、一種の詐欺』

『韓国は軍事力が過剰』



 と、こんな主張をされてます。北朝鮮に親近感を持ち、米国に悪感情を持つすべての人々が全部同じ考えとは言いませんが、『反米、親北派』の考えが良く分かる発言だと思います。分断の責任はすべて米国にあり、元凶である米国、米軍は出て行け!と、朝鮮戦争のもう一方の当事者である北朝鮮が『宣伝』している内容と全く同じです。この教授は『朝鮮戦争は、北朝鮮指導部が図った統一戦争である』という発言で警察当局の取調べを受けたそうですが、一昔前なら『親日』と並んで弾圧された『親北』発言をその後も連発している所を見ると、韓国の防諜機関の力もかなり落ちていると感じると同時に、『反米、親北派』勢力の増大に驚きを隠せません。

 こんな意見を鵜呑みにして、本当に韓国から米軍が撤退する事態になれば、どうなるか明らかです。ここで、朝鮮戦争開戦前夜の1950年、米国国務長官アチソン氏がアメリカの防衛線について発言した内容を紹介します。『米国が責任を持つ防衛ラインは、フィリピン~沖縄~日本~アリューシャン列島である』と発言し、これを受けて金日成主席は朝鮮半島の南半分について、米国が防衛ラインから外したと受け取り、取った行動は『南進』でした。

 朝鮮民族が自らの運命をどの様に決しようが、他民族である私がとやかく言う事ではないかもしれません。が、60年前までの一時期、同一国民であった隣人として、『悲劇の歴史を繰り返して欲しくない』と、一言ご忠告させて頂き、今回のエントリーはここで一旦終りにして、次回以降、もっと掘り下げてこの問題を考えていきたいと思います。



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韓国にとんでもない大学教授がいる。「韓国戦争は、北朝鮮の指導部が図った統一戦争」 「共産主義であれ、アナーキズムであれ、当時の大多数の朝鮮人が希望することなら、その体制を選ぶのが当たり前だ」などと公の場で発言する。以下に、その異常ぶりを報じる朝鮮日報の記事
2005/10/03(月) 23:35:43 | 依存症の独り言
 日本滞在歴約一年。現在の日本語能力はかなり高いが、当時は日本語がほとんどと言っていいほど話せなかったという韓国人(A氏とします)と話す拒があった。A氏には反日感情というものがあまりないということなのだが、日本に対して特によい感情も持っていなかったという.
2005/10/05(水) 15:51:59 | 今だからこそ・・・ 韓国斬り !!
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