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外務省 『情報の取捨選択を間違えるな』
 昨年末、明らかになった在上海日本領事館の職員自殺問題。週刊誌にスクープとしてすっぱ抜かれ、日中の外交問題に発展してしまったこの問題は、官邸側が事情を聞かされてなかったことが原因で対応がギクシャクしています。これまでの報道では、安倍官房長官への引継ぎが出来ていなかった、あるいは外務省が握りつぶしていたのではないか?という憶測が飛び交っていますが、どうやら全容が見えてきたようです。まずこちらをごらん下さい(NIKKEI NETから以下引用)

上海の領事館員自殺問題、官邸に報告なし・官房長官

 安倍晋三官房長官は11日の記者会見で、中国・上海の日本総領事館員の自殺問題について「外務省から事件発生当時、首相官邸に報告はなかった」と指摘した。「こうした事案を官邸に報告すべきかどうかは、もう一度検証しなければならない」と述べた。

 鹿取克章外務報道官は記者会見で「首相官邸への報告は(昨年12月の週刊誌による)報道の後だ」と説明。「主管官庁として対応した。中国側への抗議、事実関係の確認は外務省の責任で行うという決定だった」と語った。 (22:56)


 なるほど、そもそも官邸に情報が上がっていなかった、と。当初、安倍官房長官はこの情報を知らされておらず、不快感を示したことに対し、外務省は『適切に対応してきた』と、誤魔化して来ましたが、これでハッキリしたわけだ。さらに、こんな情報もあります。こちらをどうぞ(Yahoo ニュースから以下一部引用)

<前略>

ある政府関係者は「詳細な報告を受け取ったのはごく一握り。担当部局幹部も自殺の事実が知らされただけで、原因や背景は知らされなかった」と打ち明ける。当時外相だった川口順子参院議員は「コメントは一切差し控えたい」と口をつぐむが、「川口氏にも自殺理由など詳細は報告されていなかった疑いが強い」(政府高官)ともいわれる。

一方、内閣情報調査室への情報は、トップの兼元俊徳内閣情報官に直接もたらされた。杉本総領事(当時)から内々に相談を受けた外務省OBが、知己の兼元氏に連絡したためだ。
<中略>
ところが、内閣情報調査室ルートの情報もここで消え、首相や細田博之官房長官らに伝わることはなかった。事務方トップの二橋正弘官房副長官は六日の記者会見で「私は聞いていなかった」と釈明したが、官邸関係者は「兼元、二橋両氏が相談の上、首相に報告しないことを決めた」と打ち明ける。
 
 昨年末の「週刊文春」の報道で、この問題を知った首相は「聞いていない」と激怒。安倍官房長官も当時の状況を詳しく報告するとともに官邸の情報収集能力を向上させるように指示した。

 現在、首相官邸では、週一回ペースで兼元情報官が首相にインテリジェンスブリーフを実施しているほか、重要情報は随時首相に入るようになっているが、情報の取捨選択を問題視する声もある。

 十三年十二月に東シナ海で北朝鮮の工作船が自沈した事件でも発生直後に、警察当局から「北朝鮮の工作船」との情報が入ったが、首相周辺には伝わらず、首相官邸では「中国の船」という見方が有力だった。北朝鮮の拉致問題でも首相に重要な情報が上がっていない」(政府高官)との指摘もある。
(産経新聞) - 1月12日3時0分更新


 官邸だけではなく、外務大臣にも情報が上がってなかったのか。『外交を政治家なんぞに任せられるか』という傲慢さがプンプン臭ってきますね。すべての情報を官邸に持ち込めとは言わないが、本来報告すべき情報を『何らかの配慮』によって隠蔽したり、『誰かに』都合の良い結果を導き出すために情報を取捨選択すれば、政治家が下す判断は当然おかしなものになる。

 特に、対中外交はチャイナスクールの面々によって牛耳られ、中国に都合の悪い情報を上げなかったであろう事は想像に難くない。日本の国益よりも中国様の利益を追求しようとする外務官僚が跋扈すれば、ODAで何兆円も毟り取られた挙句、核弾頭搭載可能なミサイルを日本の主要都市に向けられたり、中国の軍拡に転用されたりするわけだ。

 もちろん、このような状況は以前から明らかになっていたにも関わらず、面倒な事は官僚に任せっきりにし、問題を放置してきた政治家の責任は重い。が、選良として胸を張るキャリア官僚の責任も重い。プライドだけ高くて、やってる事が外国の工作活動なんてシャレにもならない。官僚は誰が為に存在するのか。自らの存在を履き違えてはならない。

 完璧な情報収集体制なんてありえないかもしれないが、情報機関の一元化も含めて、今後、情報収集体制について検討する事が急務だ。合わせてスパイ防止法の制定を急ぎ、やりたい放題の国益を損ねる行為にストップをかける必要がある。まずはチャイナスクールの影響力を排除せよ。外務省が自浄作用を発揮する事が最善だが、出来なければ官邸主導で叩き潰して欲しい。



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コメント
この記事へのコメント
次は大使館民営化だな。世界にはそんな国もあるとか聞いたことがあるんですが。
2006/01/13(金) 08:27:39 | URL | 未定 #-[ 編集]
小泉総理は二橋官房副長官、兼元内閣情報官、阿南大使、竹内事務次官、藪中ア州局長あたりの何人かを責任を取って更迭するべきだ。
2006/01/13(金) 11:23:39 | URL | 名無しさん #-[ 編集]
まぁ、でも、田中真紀子の時はあげられた
秘匿しなければならない情報をベラベラと
垂れ流されたからなぁ。
2006/01/13(金) 11:56:43 | URL | torisugari #uSc1gp/6[ 編集]
やじざむらい様に激しく同意
エリート(のつもり)のお役人さん達、どの情報が大事かどうかという最低限の感性すら持っていないのですから呆れます。
しかし、それ以上に深刻なことは、事を大きくしたくない、日中関係を荒立てたくない、無難にやり過ごしたい・・・というコッパ役人的発想、隠蔽体質が重要ポジションにある人間にまで浸透し、普遍的になっていることです。
また、今回の事件から容易に想像されることは、これは中国の常套手段であり、それに陥落した人間が政治や行政、マスコミ、経済の世界に大勢いるに違いないということです。
そういう人間を一掃しないかぎり、こういうことは毎回繰り返され、中国から隷属を強いられ続けることになります。
2006/01/13(金) 11:58:53 | URL | 日本国民 #-[ 編集]
頭が痛いのは。
外務省についてはチャイナスクール系キャリアと今回の件に関わっていたノンキャリアを多分裏金も造っていたでしょうからそれを理由に懲戒免職とでもして頂きましょう。官僚に有効なのは今も昔もクビを飛ばす事です。
 問題は内閣調査室がこの情報を止めた事。兼元氏には辞職か免職をしていただかないといけないでしょう。で、この手の情報は必ず上げるようにする。
>次は大使館民営化だな。
この際、商社にアウトソースしても良いかもしれません。大使館より商社の現地事務所方が遙かにアテになるというのは常識ですから。後、大使は基本的に民間人から起用として頂きましょう。赴任先で自分の事業で財をなした人のうち、日本の国益を忘れない人を必ず任命する。官僚大使は北朝鮮以外無しと。歴史的にその国と関わり深いが自分の属す国の為に動ける人を大使として選ぶのが普通ですから。
2006/01/13(金) 12:58:23 | URL | 暇人 #-[ 編集]
最終的には政治の責任。東大が全てと云う官僚政治、大東亜戦争の反省が為されていない、軍部、軍部と政治家は言うが陸士、陸大も官僚ですよ。
日清、日露は別に陸士出、陸大出が戦争をした訳じゃない、政治が戦争を決断し終局を図った訳でしょう。
政治家一人、一人の能力の問題、未だに社民党、共産党、創価翼賛会の様に全体主義を理想としている様な党に寄り添って国費を浪費している連中、一つのモノに拘り回りが見えない連中が日本の傷口を広げる事ばかりに熱中している、バカは政権取れないのだから、せめて各省庁の無駄位調べろよ。役人も使えない奴は政治家止めろ。
2006/01/13(金) 13:26:47 | URL | 嫌! #-[ 編集]
「ハト派とタカ派」などの区別があるが「反日派と愛国派」などもう少し分かり易くするべきだ。
河野親子とか明らかに国益を損ねてる者の呼称をハト派などと言うくくりで表現してる事に違和感を感じる。
2006/01/13(金) 14:15:00 | URL | t #-[ 編集]
大使館精度全廃
ある大使館に駐在する外務省職員が今回の職員の自殺の情報を公表することに最後まで強く抵抗していたそうだ。

中国ほどの裏のある国になると、日本の外交職員をてなずねることくらいは、簡単なことだろうと思います。

裏で国家にあるはずの利権を私腹として共有しあっているのだろうと思います。中国の大使館ではプール付で、贅沢な暮らしのうえ、破格の手当てがある。これだけの無意味な投入にもかかわらず、悪びれずに流用できる感覚を思うと、中国に対して、裏で相当な日本の税金が渡っているのだろうと思います。

国連安保理国として、認められもしないのに、これだけ多くの大使館など必要ないです。
2006/01/13(金) 15:57:56 | URL | 雑感 #-[ 編集]
コメントありがとうございます
皆様こんばんは。

>未定さん

大使館の民営化-

一部領事業務の民営化ですかね?まあ、大使や領事の民間からの登用はもっとやってもいいかもしれませんね。というか、邦人保護など、必要な業務をもっと拡大して、政府全権の大使なんて常駐する必要はないですね。今は飛行機が世界中飛んでるんですから。

>名無しさん

外務省の悪い所は、一旦更迭された官僚が平然とどこかの国の大使になってたりすることです。首にすべきですね。特に阿南氏なんぞは。

>torisugariさん

田中氏は論外ですね。2度とあんな無能が要職につくことの無いようにしなければ。

>日本国民さん

前にも書いたかもしれないですが、日本の外務省は明治に創設されてから『一度も』組織改変が行われてません。一度大胆に改革しないと、あの村意識は変わらないでしょうね。

>暇人さん

今回の件は内調も悪いですね。外務省からの出向の人だったんでしょうか?何にしても、トップが必要だと言ってる情報も上げてこないなら、職務放棄ですよね。

>嫌!さん

最終的には政治の責任-

その通りですね。官僚が跋扈してきた原因はひとえに政治家の責任放棄であったと思います。ただ、官邸側は外務省に変革を迫るでしょうから、出来るならば自分達で浄化して欲しいと思ってます。

>tさん

日本の右、左、タカ、ハトの定義は確かに実態と合ってないですね。

>雑感さん

そうですね。領事業務だけ強化して、大使館はの数は縮小でOKでしょう。
2006/01/13(金) 19:55:31 | URL | 管理人 #hI3IiWgo[ 編集]
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