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北朝鮮問題 拉致被害者を救出せよ
 先日の6カ国協議は共同声明を発表して、核放棄に向けた話し合いを持つ事が合意された。核放棄を実現する枠組みは、本当に作られるのか、横田めぐみさん他、大勢の拉致被害者の帰国は実現するのか、閉会後の各国の動きを整理したいと思います。

 6カ国協議閉会後、まっ先に動いたのは北朝鮮でした。閉会翌日ラジオ放送を通じて、核放棄よりも軽水炉提供が先と放送し、22日に行われた国連での演説でも、出来るだけ早く米国は軽水炉を提供すべきと発言、ついでに日本の常任理事国入りの動きを非難。さらに、北朝鮮の国内紙で、米国の核の脅威がなくならない限り、自衛の手段として核兵器を持ち続けると発表。

 この北朝鮮の先制パンチに、各国は北朝鮮の核放棄が先であると懸念を表明し、ここからそれぞれの国の立場で綱引きが始まります。
米国のライス国務長官は、北朝鮮への軽水炉提供の話し合いが持たれるには、最初に現存する核兵器の廃棄、開発計画の放棄、国際的な枠組みへ復帰し、IAEAの保障措置を遵守してからだと強調。ロシアも米国の意見に同調しますが、具体的な手順を述べるには至らず、各国が共同声明に書いてある通り協調するべきであるといった、一歩引いた立場であることを印象付けます。

 議長国である中国は、6カ国協議の終盤、イラク問題、ハリケーンへの対応で、苦しい立場にある米国の代表に、中国側作成の共同声明に合意しないなら、決裂の原因は米国にあると発表すると圧力をかけ、これ以上の失態がゆるされない米国は受け入れることに。(中途半端な合意案で米国が譲歩したのは、こんな背景があったのですね。)

 一方、本来自由主義陣営のはずの韓国は、先日のエントリーでも触れましたが、中国や北朝鮮よりの態度を取っており、閉会後早くも北へのエネルギー支援分担金を計算して発表したり、韓国国内で異常な訪朝ブームを作り出したりと6カ国協議での対立構造は、中ロ朝韓と日米という4対2のいびつな構造となっています。かの国の習性として、あっちに付きこっちに付きと、まるでコウモリのような行動を取っていますが、日米両政府関係者に、あちら側に行ってしまったと冷たい目で見られているようです。

 さて、わが国日本はどうでしょうか。共同声明採択を受けて、歓迎の意を表明した政府は、米国と立場を同じくしていますが、日本にとって最重要の問題である拉致問題は、6カ国協議では取り上げられず、日朝二国間協議を再開する予定を決めただけでした。その二国間協議についても、小泉総理や細田官房長官などは、拉致、核、ミサイルなどの問題が解決した後で、と前置きした上で、国交正常化という言葉を強調。今後に不安を残した形になました。

 6カ国協議開催中の9月15日、北朝鮮の金次官は、『拉致問題は本国においてしかるべき検討が行われている』と、解決に向けて動いていると匂わせます。(中国新聞から一部引用)

【北京14日共同=居石乃】六カ国協議の日本首席代表を務める佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は十四日、北朝鮮首席代表の金桂冠外務次官と北京の釣魚台迎賓館で約一時間二十分会談した。金次官は日本が要求していた日本人拉致問題の真相究明などについて「本国でしかるべき検討が行われている」と指摘、佐々江氏は日朝政府間の本格的な協議を申し入れ、金氏は「最善を尽くしたい」と応じた。


 日本側は拉致問題が動きそうだと踏んだため、共同声明に合意したと思われますが、甘い観測であったと言わざるを得ない事態になります。(中日新聞より一部引用)

北朝鮮、拉致調査応じず
前担当大使が会見
 【平壌=共同】北朝鮮の鄭泰和(チョン・テファ)・前日朝国交正常化交渉担当大使(朝日交流協会常任顧問)は23日、平壌市内で共同通信などと会見し、日本人拉致問題について2回にわたる日朝首脳会談で「完全に解決した」との認識を示し、横田めぐみさんの「遺骨」返還問題を除き、今後は調査や証拠提供に一切応じないと言明した。日朝政府間協議の時期は「10月でもよい」と述べ、日本側が求める10月開催を受け入れる意向を示した。

 日朝両国が合意した政府間協議再開を前に、拉致問題での北朝鮮側の原則的立場を強調し、日本側をけん制する狙いとみられる。

 鄭氏は、日朝間の懸案は拉致問題でなく、植民地支配に伴う日本の「過去清算だ」と主張。政府間協議に応じたのは「われわれの方が解決する問題が多いからだ」と述べ、政府間協議で過去清算を強く求める方針を明らかにした。


 ・・・やっぱり。嵌められましたね。こういう展開は今まで何度も見てきているはずなのに、なぜ合意してしまったのか。政府と、交渉担当の佐々江大洋州局長はもっと責められてしかるべきです。泥を被るつもりで日本が交渉を決裂させたとしても、閉会後の北朝鮮の態度を見ていると、マイナスには決してならず、逆に、本当は譲歩したくなかった米国に感謝されたかもしれません。

 この様な体たらくに拉致被害者家族は激怒しますが、当然であると思います。(神戸新聞より以下引用)

北朝鮮に拉致された被害者の早期救出を訴え、救う会兵庫のメンバーらが二十四日、神戸・元町の街頭で署名活動を展開した。被害者の一人、有本恵子さん=拉致当時(23)=の両親明弘さん(77)と嘉代子さん(79)も街頭に立ち、協力を求めた。

 メンバーらは、第四回六カ国協議の合意を受け、救う会と家族会の「北朝鮮は日朝政府間対話の再開に合意したが、生存者の帰国という緊急課題は全く進展していない。経済制裁を発動するしかない」とする声明文を読み上げた。

 嘉代子さんは、二十三日に北朝鮮側が「拉致問題は完全に解決した」として、「(一部を除き)今後は調査や証拠提供に一切応じない」と示したことについて、「これでは話し合いを再開しても同じことだ。この問題が解決しない限り、国交正常化はない。すぐにでも経済制裁をしてほしい」と話した。

 約二時間にわたった署名活動では、家族連れなどが次々と足を止め、嘉代子さんらを励ました。



 拉致被害者家族の中には、有本さん、横田さんといった高齢の方がたくさんいらっしゃいます。彼らの願いは、奪われた家族を帰して欲しい、それだけだと思います。被害者家族が先頭に立って経済制裁を叫ばなければならない状況は異常です。政府や国会で何もしてくれないからこの様な事態になっているのです。6カ国協議で合意してしまった以上、日本単独で経済制裁をかければ、参加各国から非難を浴びる事は間違いなく、自ら対北朝鮮カードを放棄したのはなぜなのか!

 北朝鮮や中国といった独裁国は、民主主義国家の弱点を熟知し、彼らの強みを全面に出して向かってきます。世論を気にしなくていいこれらの国と対峙する際、決して譲歩する態度を見せてはなりません。つけ込まれたが最後、ズルズルと相手の思うつぼになることは、今まで散々経験したはずなのに・・

 先の衆院選で与党は大勝利し、安定した政権運営が出来る今こそ、徹底的に圧力を加える事が出来るはず。拉致問題が解決しなければ、6カ国の枠組みから抜け、単独でも経済制裁をしてやる!と強い態度を見せれば、北朝鮮はもちろん、日本から金を搾り取れると踏んでいる韓国もあわてて交渉の土俵に上がるでしょう。

 昨日の衆議院代表質問で、民主党の前原代表は、拉致、核、ミサイル、そして朝銀問題が解決しないで国交正常化は認めないと演説のなかで明言しておられました。巨大与党に加えて、野党第一党が北朝鮮問題の包括的解決に意欲的な今、徹底した圧力を加える土台はできたとみるべきです。一部マスコミや、社民党、共産党等は反対するでしょうが、今までの対話路線で解決しない事は自明です。

 考えられるありとあらゆる手段を使って、拉致被害者を救出せよ!!



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