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北朝鮮非難決議採択 さらなる国際的圧力を
先日、国連総会第3委員会で採択された北朝鮮の人権状況を非難する決議案が、総会本会議でも採択されたようです。こちらをご覧下さい(Yahoo ニュースから以下引用)

拉致非難決議を採択 国連総会、中ロは反対

 【ニューヨーク16日共同】国連総会本会議は16日、北朝鮮による外国人拉致を「組織的な人権侵害」と非難する欧州連合(EU)や日米両国などの決議案を賛成88、反対21、棄権60で採択した。日本人を含めた外国人拉致問題で北朝鮮を名指しして非難する決議は国連総会で初めて。

 投票では中ロ両国などが反対、韓国などが棄権した
 国連加盟191カ国から成る総会決議に法的拘束力はないが、国際社会の意思表示として重みがある。斎賀富美子・人権担当大使は拉致問題解決への「国際包囲網」形成を目指しており、決議が追い風になりそうだ。 決議はEU議長国の英国が中心になって策定し、45カ国の共同提案。北朝鮮側は「日米英は人権侵害の主要国であり、政治目的で人権問題を乱用している」と強く反発している。
(共同通信) - 12月17日9時41分更新


 また一歩前進といったところですが、注目したいのは、前回(第3委員会)の採択との票数に開きがあることです。前回は賛成84、反対22、棄権62と賛成票と棄権、反対票が数の上で拮抗していましたが、今回は賛成票が上回ったかたちとなり、徐々にではありますが、北朝鮮に対する風当たりが強まってきたと言えるでしょう。

 先日、新たに任命された人権担当大使の斎賀氏も精力的に活動を展開しているようで、国際的な包囲網形成が加速する事を期待します。本会議での採択時、北朝鮮は口を極めて日米を罵り、決議案に反発。日本人拉致に関して『一九七〇年代の日本との敵対的な状況のもとでたまたま起きたこと(ソース:Yahoo ニュース)』などと嘯いたようです。

 敵対的な状況のもとでたまたま起きた・・なんともツッコミどころ満載の言い訳です。その敵対的な状況のもとに無い国々からも拉致を繰り返してきた事が明らかになってもなお、この様な事を平然と言い放つ。心底反吐が出る国ですね。たまたまって何だよ?まるで他人事じゃないか!さっさと拉致被害者を返せ!史上最低最悪の人権蹂躙国家北朝鮮よ。

 えー、ちょっと興奮してしまいましたが、こんなク○国家を擁護しちゃってる国があります。そう、自国民であるはずの北朝鮮人民が弾圧されているのにも関わらず、見て見ぬ振りを貫く韓国です。前回に引き続き棄権ですか。韓国の野党ハンナラ党を中心に、かなりの抗議行動が起こったのですが、立場を変えませんでした。北朝鮮に宥和的というよりも、完全に北の傀儡と成り下がっている現政権では仕方ないのかもしれませんが、北の人権非難に反対している人々の構成が興味深いです。こちらのニュースをご覧下さい(Yahoo ニュースから以下引用)

韓国、奇妙な光景 北の独裁を擁護 「人権問題」政府は冷淡 金大中氏も無関心

 【ソウル=黒田勝弘】日米の人権大使も参加して民間の国際会議がソウルで開かれるなど、北朝鮮の人権問題に国際的関心が高まりつつあるが、肝心の韓国内では政府が依然、冷淡なほか、人権団体が逆に北朝鮮を擁護し、ノーベル平和賞の金大中前大統領も北の人権問題には無関心なように受賞五周年パーティーで相好を崩すなど、奇妙な風景が展開されている。
 
 韓国政府は「北との対話、交流、支援によって北朝鮮に余裕が生まれることが人権問題改善につながる」(政府当局者)と中長期的観点を強調し、金大中氏は「政治的人権はともかく食糧や肥料の支援、南北離散家族再会、脱北者支援など生存にかかわる社会的人権は大いに支援してきた」と弁明している。また親北・左派の人権・市民団体は「生存権こそ最大の人権」として食糧など支援が優先されるべきだと主張している。 この「政治的人権より生存権のための支援が重要」というのは、今や韓国の政府や親北・左派勢力が内外の批判をかわすための格好の理屈になっている。
 
 ソウルでの北人権国際会議に反対する人権・社会団体(二十五組織)が発表した声明は「北の政治犯収容所は存在が確認されていない」「食糧難は(北朝鮮だけでなく)多くの国で発生している」「拉致韓国人問題は南北分断の悲劇」などとし、北には人権問題は存在しないとする北朝鮮の主張そのままに“独裁体制擁護”に懸命だ

 この市民団体声明は「人権増進のため北の体制を崩壊させるべきだとの主張は(国家、民族の)自決権を脅かすもう一つの人権侵害だ」との理屈も展開しているが、韓国の親北・左派勢力は日ごろから「人権問題を政治的に扱うな」と主張し、人権問題の根本原因は独裁体制との見方が広がることを警戒している

 金正日総書記との初の南北首脳会談実現などを評価されノーベル平和賞(二〇〇〇年度)を受賞した金大中氏の五周年祝賀パーティーには、盧武鉉大統領からもメッセージが寄せられた。しかし金氏について「独裁と真っ向から戦い民主主義時代を開き朝鮮半島に平和の基礎を築いた指導者」と韓国の過ぎ去った独裁との戦いのことには触れながら、現在進行中の北朝鮮の独裁には金氏ともども触れていない。<後略>
 (産経新聞) - 12月10日2時40分更新


 これは大変奇妙なことですが、金大中、盧武鉉氏は韓国で民主化や人権擁護に奔走した人物。本来、北朝鮮の人権侵害に敏感に反応し、先頭に立って北を非難すべき『人権団体』などが金、盧氏と共に北の独裁体制を擁護するというこの皮肉。日本の人権団体などにも言えますが、北や中国の人権侵害を積極的に非難していない団体は、北か中共の傀儡と断言して良いでしょう。生存権を盾に北を支援する事を正当化しているようですが、食料を支援したところで、殆どが軍や政権に近い所に流れ、最も抑圧されている一般の人民には行き渡らない事が明らかになっている今でも、こんな与太を飛ばす神経を疑います。

 中国とロシアは北寄り、韓国の現政権は北と一体と見て良く、まったく頼りにならない。こうなれば、日米が強力な圧力を北朝鮮にかけ続けるしか解決の道はない。今回の本会議での採択に賛成票を投じてくれた国々に強硬策をとることに理解を求め、一致協力して北朝鮮包囲網を拡大、かつ強化し、一刻も早く拉致被害者を取り戻して欲しい。 



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テーマ:北朝鮮拉致問題 - ジャンル:政治・経済

コメント
この記事へのコメント
>「生存権こそ最大の人権」として食糧など支援が優先されるべき
北朝鮮が独力でその生存権と食料を国民に保障できない独裁国家体制だから問題なんだろうが。支援が一時的なものでその間北朝鮮が自国民を飢えさせない体制に代わるというなら支援する価値はありますがそうじゃないから圧力を加えてるんです。優先すべきことはこの独裁体制の崩壊です。
2005/12/18(日) 17:17:44 | URL | J #-[ 編集]
おはようございます
>Jさん

そうですね。結局のところ、金王朝の崩壊しか問題の解決にはならないですね。
2005/12/19(月) 07:57:54 | URL | 管理人 #hI3IiWgo[ 編集]
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