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民主党の行方 24 安保政策が正反対の2大政党などありえない
 昨日のエントリーで、民主党の前原代表が訪問先のワシントンでの講演で、シーレーン防衛を海上自衛隊に任せるべきであること、中国は日本にとって現実的な脅威であると述べたことを紹介し、私なりに評価しました。この講演の内容は、報道各社でも取り上げられ、大きな話題となっていますが、外遊中の前原氏の留守を狙って、党内左翼の大物である横路氏が噛み付いたようです。こちらをご覧下さい(Yahoo ニュースから以下引用)

「党の方針に反する」 横路副議長が強く批判

 民主党元副代表の横路孝弘衆院副議長は10日、北海道倶知安町で講演し、同党の前原誠司代表がワシントンで発表した外交ビジョンについて「民主党の方針に反するもので、非常に問題が多い」と強く批判した。
 特にシーレーン(海上交通路)防衛拡大の必要性や中国を「現実的脅威」と指摘したことについて「日本の経済活動を軍事力で守っていく発想だ。アジアの中の日本が(周辺国との)友好を考えないでどうするのか」と強調。
 同時に「カレーライスかライスカレーかというように、(自民党と)名前は違うが中身は何も変わらないということなら民主党は次の衆院選でも得票を減らして負けてしまう」との見方を示した。
(共同通信) - 12月10日12時40分更新


 はい。横路氏といえば、旧社会党のプリンスと呼ばれた左派最後の大物。とかく民主党ということで誤解されがちですが、この人は9条改正を改悪といって憚らない『護憲派』です。『経済活動を軍事力で守る発想だ』と仰っていますが、一体何が悪いのか、私にはサッパリ理解できません。と言うよりも、日本の生命線である経済活動を守護するのは、憲法9条でもなんでもありません。これまでは米軍がシーレーンを軍事力で守護していましたが、前原氏は、日本も責任をもって守護するという意思を表明したにすぎません。米国まかせのただ乗りは止めましょうということです。

 中国脅威論に対して、『友好を考えないでどうする』と、横路氏は言いますが、国と国との関係に個人間のような『友好』などありえません。ただそこには『関係』あるのみ。前原氏が中国に攻め込め!と激を飛ばしているのならともかく、軍事的脅威には抑止力を持って対応しましょうと言っているだけなのに、それは『友好』では無いと仰る。

 まあ、横路氏のいう『友好』とは、中国や韓国の言う事を鵜呑みにし、刺激する事は一切するなという意味ですから、前原氏と意見が合うはずがない。民主党の深刻な亀裂が表出した形になりましたね。

 もう1つ、つっこんでおきましょう(笑)。カレーライスかライスカレーの差しかなく、それでは自民に勝てないという論法は、小沢氏なども使うものですが、はっきり言って、こと安全保障政策において、横路氏のような『護憲念仏平和主義』という自民と正反対の政策では、政権交代の選択肢となりえません。

 前原氏がこんな事を言ってます『憲法改正を必要だと考えている政党にとって与野党はない』と。日本に降りかかる脅威について、どのように対処するのか。この一点において正反対、つまり『軍事力による抑止も使いながら、責任を持って対応する』という立場(前原氏、自民党)と、『憲法9条という平和憲法があるから大丈夫』(横路氏、護憲派)という無責任な立場では、どちらを国民が選ぶのかは自明です。安保政策が正反対なんてありえない。その意味で、カレーライスかライスカレーで良いのです。安保政策は。

 あちこちで代表批判を繰り返す小沢、鳩山氏、自己アピールに忙しく動いている菅氏に続き、横路氏の登場によって、いよいよ本格的な権力闘争が始まったように感じます。前原氏らは、執行部権限を強化しつつありますが、まだまだ党内での力は脆弱。上記の人物は、魑魅魍魎が跋扈する政界を泳いできた海千山千ばかり。勝利への道は厳しいですが、なんとしても憲法改正や安全保障政策へのスタンスは守って欲しい。これからが正念場です。頑張って!前原代表!



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テーマ:民主党 - ジャンル:政治・経済

コメント
この記事へのコメント
どうやって守るん?
程度の差はあれど、政治家と呼ばれる人は中国との友好関係を築きたいと思っているでしょう。問題はその程度であって、中国は実弾込みの銃を持っているのに、
1.日本は何も持たずに握手しにいくのか、2.そうではなく強い仲間(アメリカ)を呼んで助けてもらうのか、
3.さらにはこちらも空砲でもいいから銃を持ち出すのか?
という選択でしょ。で、1はありえないし、だから2,3を上手く使っていきましょ~って話でしょ。

自国,国益の防衛くらいはある程度共通にしてもらわんとリスク高すぎて政権交代なんてさせられないよ。
2005/12/11(日) 21:47:31 | URL | かねごん #-[ 編集]
横路氏はカレーライスかライスカレーではなく日本人に、「う○ちカレー」を食べさそうとしている!なんて感じているのは僕だけでしょうか?
2005/12/11(日) 22:39:58 | URL | oka #-[ 編集]
中国に対して『友好的』 という言葉は禁句
『友好的』 という言葉は中国が必ずいう言葉です。甘い政治家や経済人やマスコミは直ぐにこれに乗せられてしまいますが、この言葉はトリックです。
中国がいう 『友好的』 とは、『日本は中国のために尽くせ』 『日本は中国の感情を害さないようにしろ』 『中国共産党を批判するな』 『2つの中国を認めるな』 『チベットについては何も言うな』 という一方向のものです。決して双方向のものではありません。
中国に対して 『友好的』 という言葉は禁句だということを未だ理解していない連中は単なる甘いカモ。
彼らは自分を売り渡すだけならまだしも、国や会社まで売り渡そうとしてしまいます。正に『売国奴』 と呼ぶのがふさわしい連中です。
2005/12/11(日) 23:31:39 | URL | 日本国民 #-[ 編集]
「かねごん」さんに同感です。
自己防衛の姿勢もなく「平和」を謳うだけで「平和」が訪れるならこれ以上安いものなない。誰だってそうしたい。皆あらゆるリスク抱えて防衛に否応無しにお金かけてるんでしょ?自衛の能力なければ土下座外交し続け代償にお金だけ要求されて発言権無しは当然といえば当然。
北朝鮮みたいな悪霊国家に核の矛先向かれたって何も言えやしない。自分の身を守らずして何を守ろうと言うのでしょうかね?
日本もアメリカに防衛を依存するだけじゃもうもたないと思いますが?
2005/12/12(月) 01:23:03 | URL | humi #-[ 編集]
コメントありがとうございます
>かねごんさん

本来、経済的な結びつきを強化する事と、自国を脅威から守ると言う事は矛盾しません。何処の国もあたり前にやっている事ですね。

>okaさん

うわー・・まさにババ引きですね(笑)。

>日本国民さん

ホント、未だにこんな輩が大きな力を持ってるんですから、話になりませんよね。民主党は左翼の良い隠れ蓑になっています。

>humiさん

シーレーン防衛を日本が責任を持って担う事=将来の完全に近い自主防衛への道につながると思います。私は、性急な米軍撤退には賛成しませんが、将来的には、アジアの防衛は日本が大きな役割を果たすべきだと思っています。

2005/12/12(月) 09:00:39 | URL | 管理人 #ytEHlhsw[ 編集]
横路氏って、いつ消えるかカウントダウン状態の社民党の党首にふさわしい方ですね。今の日本には不要な人です。
2005/12/12(月) 09:02:13 | URL | おやじ #kcN02UG2[ 編集]
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