管理人やじざむらいが、気になるニュースをほぼ毎日更新で垂れ流してまいります。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
外務省に改革のメス 今度こそ実態解明を
外務省が管轄するODA(政府開発援助)が、政府系金融機関一元化の流れで外務省の影響下から外されようとしています。首相直轄の組織になるといった構想や、全省庁が対外的に拠出する援助金を一括で管理するODA庁の設立構想が浮上し、1兆円を超えるといわれる莫大な予算を巡って綱引きが始まり、外務省は抵抗を強めているようです。

 不透明、非効率で『金をドブに捨てているようだ』と酷評されるODAの垂れ流し状態は指摘されて久しく、改革が叫ばれ続けていますが、田中真紀子元外相が巻き起こした『騒動』によって外務省改革が実現するかに見えたのも束の間、何人かの首が飛んだだけで、いつの間にか『騒動』は収束してしまいました。

 ODA予算という外務省にとっての『実弾』を取り上げる動きに加えて、政府の公務員削減方針の波も外務省に迫りつつあるようです。こちらのニュースをご覧下さい。(asahi.comから以下引用)

あわてる外務省、初の「純減」迫られ

2005年11月26日01時25分

 これまで職員の定員を増やし続けてきた外務省が、定員削減に悩んでいる。国家公務員を削減するとの政府方針のもと、総務省が「5年で5%以上の定員を減らす」という純減目標を例外なく適用する姿勢のためだ。外務省は「欧米と比べれば少数」とアピールしたり、「邦人保護の部門などはむしろ増員を」と訴えたり。政治家への根回しにも力を入れ始めたが、形勢は厳しい。

 外務省によると、年末の定員決定に向けて総務省から「来年度は外務省の定員を減らしてほしい」と伝えられた。政府は06年度に1000人規模の減少をめざしており、定員増が認められるのは、国内の治安対策など限られた分野となりそうだ。

 外務省の05年度の定員は5428人。9月中旬の時点で、増員から定年退職者ら減員を差し引いた39人の「純増」を求めていた。最近は要求を31人増まで落としたが、「純減」を求める総務省との調整は難航している。定員増を求める根拠として外務省は「国民の『安全・安心』の確保」を掲げ、大地震や津波などの緊急事態での邦人保護、テロ情報の収集、北朝鮮など周辺諸国への対応などを強調している。

 さらに「国際比較」も持ち出す。確かに5400人余の人員は米国の4分の1、英国やドイツに比べても7割程度にとどまる。「国力に比べ、見劣りがする」(外務省関係者)というわけだ。

 今月18日に外務次官経験者ら6人でつくる外務人事審議会(会長・高垣佑(たかがき・たすく)東京三菱銀行相談役)が麻生外相に出した提言には「『小さな政府』への改革が日本の外交力をそいではならない」「メリハリの効いた人員配置を」との言葉が並んだ。自らの主張を審議会に代弁してもらった形だ。

 また、外相経験者や与党内などを対象に「もともと苦手な政界への根回し」(外務省幹部)にも着手。谷内正太郎事務次官は21日の記者会見で「外務省は定員を増やして頂いてしかるべきだ」と強調した。

 ただ、小泉首相は9月に特別国会で行った所信表明演説で、外務省の職員数を郵政関連職員の数と比べながら「霞が関と全世界の在外公館に勤務している外務省職員は6千人に及ばない」と人数の少なさを、なかば「模範」として持ち上げている。外務省の思惑通り増員が認められるのは厳しいとの見方が強い。



 記事中で外国を引き合いに出して人員の少なさを訴えていますが、ろくに情報も取ってこず、中国や韓国が世界中で撒き散らす『反日プロパガンダ』に何の手も打たない在外公館に、果たして存在する意味があるのか疑問に思います。1兆円を超えるODA予算を持ちながら、戦略を持たず、金の使い道を知らない成金のように金をばら撒き、国益に叶うどころか、逆に国益を損ねているケースが目立ちます。

 在外公館の警備は他人まかせ、働いている現地職員はスパイだらけで情報は筒抜け、なんていう情けない状況では、人の移動が容易になり、通信の手段が格段に向上した現代において、『パーティー屋』と揶揄される、金ばかりかかって役に立たない公館など閉鎖して、テレビ電話で済ませてしまえ!という気持ちになってしまうのは当然の国民感情と言えます。

 小泉内閣発足後は、徐々に外交が官邸主導になっており、外務省自体が不要なのではないか?と私なんぞは思ってしまうのですが、まともに仕事をしてさえくれれば、闇雲に『外務省解体』を叫ぶつもりはありません。官邸に仕事を取り上げられ、頼みの綱のODA予算まで取り上げられようとしている中、外務省がやるべきことは組織防衛に非ず。まずは国家にとって外交ってなんだろう?と、自らに問いかけてみるべきです。そして、なぜ仕事と金を取り上げられるのだろう、と。

 国民は外務省の職員にお大尽生活をさせるために税金を払っているのではありません。高い金を払ってパーティーを開くのもよし。但し、それに見合う仕事をしなければなりません。仕事をせずに、あるいはしているつもりなのかもしれませんが、目に見えた効果が無い以上、無駄金を使っていると思われても仕方がない。

 外務省は政府、与党自民党からの金、人事への圧力を受け、嘗て外務省に大きな影響力を持っていた鈴木宗男氏から、金の使い方の杜撰さを暴露され、苦しい立場に追い込まれました。外務省はこれを好機と捉え、組織改革に自浄努力を発揮しなければなりません。さもなければ、国民から『外務省解体』の声が高まる事は必至。今度こそ外務省が変わることを期待したい。



banner  
  ↑ ↑ ↑
この記事が気に入った方は『応援クリック』お願いします。
あなたの一押しで書く意欲が湧きます。
スポンサーサイト

テーマ:外交 - ジャンル:政治・経済

コメント
この記事へのコメント
外務省改革
やじざむらい様のおっしゃる通りですね。
このところ多少変化の兆しを見せてはいますが、外務省というところは伝統的に 「お公家様気分」 のところです。気位だけは高いのですが仕事はロクにしません。この伝統的気風に問題の根幹があります。
企業だったら、こういう腐りきった組織をどうするでしょうか? 組織の取り潰し、幹部の総入れ替え、予算と人員の大幅削減・・・等の抜本的対策を施す筈です。
2005/11/27(日) 10:29:58 | URL | 日本国民 #-[ 編集]
コメントありがとうございます
>日本国民さん

外務省は明治以降、一度も変革をしてこなかった稀有な存在です。GHQも彼らの無能ぶりを評価(?)して殆ど手をつけなかったそうです(笑)。今回の措置で生まれ変わって欲しいものです。
2005/11/28(月) 11:07:45 | URL | 管理人 #hI3IiWgo[ 編集]
本来の存在目的の、日本の国益に役立っているのならば削減する必要はないのでしょうが、「近隣諸国」の国益のために頑張られちゃうと・・・。最近はどうなのかなぁ?外務省さん、チャイナスクールの面々ってまだいるんですか?
2005/11/29(火) 20:12:43 | URL | 百式 #-[ 編集]
身近じゃない外務省
 立ち寄らせて頂きました。こういう問題に疎い(ただの無知?)私としましてはとても参考になります。このウトイ立場からしますと外務省はどうも身近な存在ではありません。今一つ見えてこないんですね。観ていないっていうのもあるかもしれない反省はありますが。いったい何にどれくらいの予算が必要なんでしょうか。それより国のしくみ抜本的に考え直して欲しいなんて、思ったりしています。自浄能力ないのでしょうか、外務省。
2005/12/05(月) 10:45:09 | URL | らぷぽ #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
11月26日の産経新聞の記事として韓国の大統領について非常に興味深いニュースが掲載されました。以下引用【ソウル=久保田るり子】日韓関係は、小泉純一郎首相の靖国神社参拝、歴史認識問題、竹島問題の“3点セット”を「韓国への挑戦」と断言した盧武鉉大統領の強....
2005/11/27(日) 15:40:20 | BBの独り言
引用しますNHKオンラインよりNano武部幹事長 財務省の姿勢批判11/28 23:23消費税の扱いをめぐって谷垣財務大臣は、財政再建を進めるため、来年末に消費税の引き上げが決まれば、再来年の通常国会に具体的な引き上げ幅を盛り込んだ法案の提出を目指す考えを明らかにし...
2005/11/29(火) 08:54:33 | ブログ らぷぽ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。