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プーチン大統領来日 両国関係の前進なるか
 昨日、ロシアのプーチン大統領が来日されました。本日午後には小泉総理との首脳会談を行う予定になっており、注目の領土問題解決、平和条約締結に向けた話し合いが持たれる事になっております。大統領来日の直前には、釜山にて麻生外相がロシア外相と会談するなど、調整がされましたが、日ロ双方からの事前リークを見てみると、今回の訪日でも両方の問題解決には至らないのではないか?と、見る向きが多いようです。

 では、APEC前後に漏れてきた情報を並べてみましょう。

15日、ロシアの大統領補佐官が、日露双方の立場が正反対である事を理由に共同声明の作成が難航していることを発表。
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16日、安部官房長官が外相、首脳会談前に『その様な発表をしたのは遺憾である』と、反発。
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16日、麻生外相が釜山でロシア外相と会談。事前情報通り、共同声明発表が難しい事を確認。
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17日、日本外務省から、外相会談にて麻生外相が北方領土共同開発(主権棚上げ?)を提案した事をリーク。
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18日、麻生外相が提案の事実を認め、大手マスコミがそろって報道。
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同日、ロシア外相が『共同開発』に前向きな意見を表明


 と、こんな感じでしょうか。この他にも、ロシアが『歴史認識』問題で中韓と共闘するかもしれないという報道があったり、北方領土返還に関するロシアでの世論調査(反対67%)が発表されるなど、返還自体の交渉には前進は無く、ロシアが『歴史認識』で中韓と共闘するとなると、今まで以上に感情的対立が深まる懸念があります。

 動くとすれば、麻生外相が提案した共同開発ということになりますが、管轄権をロシアに握られたまま開発すると、主権がロシアにあると認めてしまうことにならないか、あるいは経済協力だけを進めれば、領土問題が固定されてしまうという懸念があり、こちらも大規模、または迅速に進むことは難しいと思われます。

 こういった一連の情報、今まで両国が辿ってきた経緯などを考えると、『やっぱり無理なのか』と、暗い気持ちになりますが、それでも私は主張したい。ロシアとの関係を強化するべきである、と。

 中国の膨張を押さえ込むには、ロシアの存在なしには語れません。海洋地域に打って出てくる中国の背後をロシアに牽制してもらえば、中国による南下の圧力はかなり軽減されます。現在、日本は周辺海域への防衛に前向きな姿勢で取り組んでいますが、まだまだ乗り越えないとならない壁が憲法なども含めて沢山あります。時間がかかるのです。

 その間に中国が猛スピードで進出してしまえば、問題が大きくなって日本に圧し掛かることになります。なるべくなら直接的な軍事衝突は避けたいところ。中国の進出が完了する前に、日本がロシアとの関係を強化しておけば、中国は南を向いてばかりは居られなくなります。

 かなり難しい事は重々承知していますが、絶対に主権の放棄はしないという立場を貫いた上で、共同開発への一歩を踏み出して欲しい。午後の会談が注目されます。



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昨日、プーチン大統領が来日しましたね。 聞けば5年2ヶ月ぶりの来日だそうです。 経済人約100人を随行させているそうで、日本との経済協力を進展させたいという意図が見てとれます。 ロシアは最近経済成長が著しく、“BRICs”と称される、今後の経済成長によって世界的な影
2005/11/21(月) 18:39:26 | ロシア人妻の奮闘記
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