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中国 対話するフリに決まってんだろ
 北京五輪が開催される数ヶ月前、チベットはラサを発端に周辺地域にまで波及したチベット人による大規模な抗議行動。これを中国は力でもって押さえ込もうとしました。当時、国際社会は一斉に中国を非難し、チベットへの暴力行為をやめるよう声を上げましたが、主要国の首脳などは中国の『チベット側と対話する』という言葉に、まんまと騙されてしまった。

 騙されたというか、北京五輪の開会式をボイコットした首脳以外は、本音ではチベットなんてどうでも良いと考えてるんだと思われますが、わが国の首相とフランスの大統領(最初は一番批判的だった)は、洞爺湖サミットに訪れた胡錦濤主席の太鼓持ちまでやらかす始末。根っからの土下座媚中派の福田首相はともかく、サルコジ大統領は中国への武器販売に目が眩んでしまったとしか思えない豹変振り。

 そんなサルコジ大統領は、フランス国内で激しい批判にさらされているようですが、自業自得というほかありません。人権大国フランスの面目躍如とばかりに、フランスは反中・チベット支援に燃えているのに、肝心の大統領は媚中に急旋回。先日、チベットのダライ・ラマ法王が訪仏されたのですが、大統領は中国に配慮して面会せず。怒っているフランス人にしてみれば、何とも情けない思いがしたことでしょう。

 とはいえ、わが国の首相はもっと情けないことになっているので、人様のことはあまり言えません。サルコジ大統領への批判はこれくらいにして、本日のエントリーでは、訪仏時のダライ・ラマ法王の言動、そしてチベットの現状を伝えるインタビュー記事をを紹介したいと思います。まずはこちらをご覧下さい。(NIKKEI NETから以下一部引用)


ダライ・ラマ「五輪開幕後も弾圧」、中国批判

【パリ=野見山祐史】訪仏中のチベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ14世は13日、仏上院議員と懇談した。AFP通信によるとダライ・ラマは席上、中国が北京五輪開幕後も「チベット人への弾圧を続けている」と述べ、中国を批判した。一方、仏政府は今回の訪仏では見送りになったサルコジ大統領との会談が、12月に実現するとの見通しを示した。

 ダライ・ラマは仏議員との懇談で、チベットで暴動が起きた3月以来、「中国当局はチベット人の逮捕や処刑を行っているほか、軍を増強している」と発言。「植民地化が加速している」と述べたという。懇談に先立つ記者会見では、五輪後の中国の対応を「注視している」とけん制した。<以下略>


 中国は五輪直前、チベット側との対話をすると言って、1度か2度『アリバイ作り』のためにチベット側代表と会っただけで、あとは完全スルーを決め込んでます。こうなることは分かりきっていたとはいえ、改めてあの国の誠意の無さに憤りを感じます。それはダライ・ラマ法王も同じことと存じますが、やはりというか何というか、中国は『対話』と対極にある問答無用の弾圧を続けているようですね。次はこちら。(中日新聞から以下引用)

中国・チベット暴動 その後 チベット人女性作家 ツェリンウォセ氏

2008年8月17日 07時09分

華やかに開催されている北京五輪の会場周辺では、中国のチベット政策に抗議する人々が拘束される事件が相次いでいる。三月のチベット暴動は真相が解明されないまま、現在も六千人近くの僧侶らが獄中にいるといわれる。北京を拠点にチベット暴動の経緯を記録し続けているチベット人作家、ツェリンウォセ氏にチベット人の思いを聞いた。(北京・鈴木孝昌)

   ◇  ◇

 -拘束された人々はどのような処罰を受けているのか。

 「主な収監場所はラサ駅にある倉庫の中。友人の一人は四肢を針金で縛られて一カ月間もつるされ、拷問を受けた。水ももらえず、最後は自分の尿を飲んで命をつないだ。こん棒やワイヤ、電気棒など、拷問に使う刑具は自分で選ばせ、どれを最も痛がるかを楽しむ。トイレに行く時は後ろ手に縛られ、汚物が散乱する床に顔がつくほどに近づけて、排便させられる。徹底的に人間を侮辱し、おとしめ、もてあそぶやり方だ。耐えかねて自殺したり気が狂ってしまった人も多い

 -事件の死者は結局どのくらいか。

 「当局発表の死者数にはチベット人が含まれていない。だが、各地で発砲があり、多くのチベット人が殺された。三月十四日の午後、ラサで特殊警察部隊が一人の女性を射殺し、すぐに遺体を片付けるのを見た人がいる。自殺者や獄死者、行方不明者などを合わせれば相当な数になる

 -暴動はなぜ起きたのか。

 「宗教への弾圧が最大の原因。一九九五年に始まった愛国主義教育はすべてのラマ僧に“チベットは中国の一部である”と認めさせ、ダライ・ラマ十四世を攻撃する言葉を書くよう強要した。僧にとっては地獄と同じ。積年の恨みが爆発するから衝突が起こる」

 -当局は「チベット青年会議」を暴動の首謀者とみている。

 「暴動は政府への恨みと不満が原因だと言えば、チベット政策が失敗だったと認めることになる。また、軍や警察はなぜ暴動を防げなかったのか。当局としては責任を転嫁する対象が必要なだけ。自分の失敗を認めるわけにはいかないから

 -中国政府との対話は進展がない。当局は高齢のダライ・ラマが死去するのを待っているとの見方もある。

 「ダライ・ラマの死後も魂は転生し、永遠に存在し続ける。彼の寿命はチベットの将来とは関係ない。中国は対話について何の誠意もなく、期待はできない。ダライ・ラマが求めている自治とはチベット文化に関するものだ。真の自治があるのなら、中国語よりもチベット語を使わせてほしい。ラサではチベット語で手紙を書いても配達されない。言葉を失った民族は必ず衰退してしまう

 ツェリンウォセ氏(中国名・茨仁唯色) 1966年、ラサ生まれ。チベットに関する詩集、紀行文などを多数発表。個人ブログにチベット暴動の内幕を発表していたが、ブログを閉鎖され軟禁状態に置かれている。


 実に生々しいですね。中国はこの五輪期間中も、約束したはずの自由な報道を許さず、厳しい規制を敷いてチベットの現状を表に出さないようにしていますが、一昔前のチベット侵攻時から変わらぬ残虐非道極まりないことをやっているのが、このインタビュー記事からは伝わってきます。今、このエントリーを書いている最中に、たまたま北京五輪の映像を見てしまい、吐き気がこみ上げてきたので、今日のエントリーはここまでとさせて頂きます。何が平和の祭典だよチクショウ・・


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