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北朝鮮資金引き受けを巡るババ抜きゲーム
 今月19日から中国は北京で開かれていた6者協議。しかし北朝鮮側は『凍結解除されたバンコ・デルタにある資金の移管が確認出来ない』と騒ぎ出し、協議への出席を拒否。北朝鮮が駄々をこねたまま時間は流れ22日夕、議長国の中国の武大偉外務次官は、議長声明にて休会を発表しました。(中日新聞)

 米国の仕掛けた『ある罠』に気付かないアッチ系マスコミなどは協議再開前、もう一気に進展するんじゃないかという雰囲気を作っておりましたが、結果はこの通り。改めて日本のアッチ系マスコミってのは使えねえな、と確認したここ数日でした。

 さて、一昨日のエントリーで私は、米国が北朝鮮の資金凍結解除にGOを出したのに、なぜバンコ・デルタにある同資金が動かなかったのかについて『中国側になんらかの事情があって資金の移管がされていない』と書きましたが、この事情について報じている記事がありましたので、紹介したいと思います。こちらをどうぞ。(読売新聞から以下引用)

北朝鮮の凍結資金送金難航、中国銀行は「受け取らぬ」

 【北京=吉田健一】中国国有商業銀行・中国銀行の李礼輝頭取は22日、香港での記者会見で、マカオの銀行の北朝鮮関連資金約2500万ドル(約29億円)の中国銀行への送金が遅れていることについて、「我々は上場企業であり、合法的な経営を維持しなければならない」と述べ、違法性のある資金の受け取りを拒否する考えを示した

 中国銀行は昨年6月、香港株式市場に上場、経営の透明性確保を重要課題としている。中国政府も今年1月、反資金洗浄法を施行、金融犯罪に厳しい姿勢で臨むことを打ち出した。資金洗浄など北朝鮮の不法行為への関与が疑われる資金を受け入れれば、同法違反の恐れがあるほか、株主の批判を受ける懸念もある。

 一方、中国の唐家セン国務委員は22日、報道陣に対し、「(私は)政府の人間だから言う立場にはない。銀行には銀行の立場がある」と述べ、中国政府として中国銀行に資金受け入れを働きかける考えのないことを示唆した。(唐家センの「セン」は王ヘンに「旋」)

(2007年3月23日0時11分 読売新聞


 つまり糞尿まみれの金(汚いたとえですみません)なんぞ受け取れるかと。まあ、これが『真っ当な』金融機関の本音でしょうなあ。なにせ北朝鮮のマネーロンダリングという悪事に加担したバンコ・デルタは、米国に『殺された』んですから(関連エントリー1を参照)。北の資金を引き受けるってのは、かなりリスクが高くなってしまった。

 金そのものに明細書はついてないので、北が持ち込む金がどのように取得されたのかは正直、分かりにくい。しかしそれが違法性のある資金であった場合、そしてそれが発覚した場合、またぞろ米国はバンコ・デルタに対して行ったような『米国金融機関との取引禁止(ドル取引が出来なくなる)』措置を取る可能性が高い。

 ドル取引が出来ないというのは金融機関にとって致命的(こちらがとても参考になります→北が震える 金融制裁の凄み)。実際に同措置を受けたバンコ・デルタは、マカオ当局によって清算などの処理がされる予定になっています。北の悪事に加担する気などなくとも、マネーロンダリングに利用されていれば潰される・・そんなババは誰も引きたくない。

 というわけで、バンコ・デルタにある北のバッチイ金は引き受け先を求めて彷徨うことになりますが、そんな勇気のあるというか変態趣味のあるというかおバカさんが果たしているのか。ああ、そういえば心当たりがあるなあ。6者協議でただ一人、前のめりになってる韓国なら引き受けてくれるかも。

 今回の協議ではまたしても北が不誠実な態度を見せたにもかかわらず、『計約2300億ウォン(約287億円)もの肥料・水害復旧支援再開を発表(読売新聞)』するという斜め上っぷりですから。まあ、仲良く『あぼーん』されるのもまた一興でしょう。頼んでみたらどうですか?北朝鮮の中の人は。


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関連エントリー1:新聞の社説子ってのは情報収集しないんですか?
関連エントリー2:対北朝鮮姿勢は今のままで良し!
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