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北に取り込まれた韓国人拉致被害者家族
 今年4月、日本側のDNA鑑定によって、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの夫である可能性が高いとされた韓国人男性、金英男さん。息子が北朝鮮に拉致されたことを知った金英男さんの母親ら家族は当初、横田めぐみさんの家族、また日本の拉致被害者家族と連携して息子を取り戻すべく、動きだしていました。

 日韓の拉致被害者家族が連携して、北から家族を『取り戻す』運動が実現するかに見えたのもつかの間、金英男さんの家族に対して、訪朝した上での『面会許可』を与えるという北朝鮮からの『揺さぶり』によって、連携は早くも破綻してしまったようです。こちらをご覧下さい。(聯合ニュースから以下引用)


金英男さんの家族、日本メディアの取材拒否を表明
2006/06/26 08:09

【ソウル26日聯合】第14回南北離散家族特別面会行事で北朝鮮拉致被害者の金英男(キム・ヨンナム)さんとの再会を控えている韓国側家族が、日本のメディアに対し取材拒否を表明した。金英男さんは日本人拉致被害者の横田めぐみさんの夫である可能性が高いとされる人物。

拉北者家族の会の崔成竜(チェ・ソンヨン)代表は25日、「金さんの姉をはじめとする家族らは、日本が拉致問題を政治化することに大きく失望した」とし、今後日本のメディアとのインタビューや取材には応じない方針を伝えた。

崔代表によると、母親の崔桂月(チェ・ゲウォル)さんら家族は先月29日に日本の衆議院拉致問題特別委員会の聴聞会に参考人として出席した際にも、拉致問題を北朝鮮に圧力をかけるために政治的に利用していると感じたという。日本側は北朝鮮に行くなというトーンだったと批難した

拉北者家族の会は8日に記者会見を開き、日本側の団体とはこれ以上連携しない姿勢を明らかにしている

崔代表は、金さんの家族は面会場所は問わないとしており、第三国での面会を主張する日本と食い違いがあることを示唆した。ただ、横田めぐみさんの家族とは今後も連絡を取り合う計画だと述べた

金さん一家は28〜30日に金剛山で再会する予定。


 うーん・・そうか。韓国人拉致を決して認めようとしなかった北朝鮮が、あっさり存在を認めて面会を許可したことに、何か裏があるのでは?と思ってましたが、そういうことか。金英男さんの家族、韓国側の拉致被害者団体は、北の書いている『ストーリー』に取り込まれてしまいましたね、これは。

 北朝鮮が拉致問題をどう考えているのか、またどうしたいのか。以前から北朝鮮は『拉致問題は解決済み』と言い張り、問題を終わらせようとしている。日本の拉致被害者家族の目標は、拉致された家族を『取り戻す』ことにありますが、北は『人質』である拉致被害者を手放したくない。

 今回、金英男さんの家族は『南北離散家族の特別再会行事』で再開を果たすそうですが(Yahoo ニュース)、北は拉致問題を南北離散家族の再会という『美談』に組み込み、離散家族とは名ばかりの『人質』を手元に置きながら、隙あらば援助をせしめたり、主導権を握り続けることが狙いなんでしょう。これまでもそうだった。

 南北離散家族の再会行事とは、まさに『再会』がエサになっており、会いたい一心の家族の心の隙をついて、北は自分達に都合の良い宣伝をやり、反発すれば会いなくなるかもしれない家族は、ある程度北の言い分を呑まざるを得なくなる。

 日本の拉致被害者家族は、このような北の意図を見抜いてるからこそ、訪朝による面会を拒否しているわけですが、金英男さんの家族は『会いたい』という気持ちが何よりも勝ってしまったのでしょう。それはひとつの選択だと思いますので、私はとやかく言いませんが、北の言い分を垂れ流したり、北の手先となって日本の拉致被害者家族への分断工作をしかけてくるなら今後、遠慮なく批判させていただく。


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韓国 受難の民族史は繰り返す
 北朝鮮のミサイル発射問題が注目され、周辺各国の首脳らが北朝鮮に対する懸念を表明する中、韓国の盧武鉉大統領は22日、北朝鮮ではなくて、なぜか日本の脅威に対する備えをすべきであるとする演説をし、私を唖然とさせてくれましたが、またもや何か面白いことを言ってるようです。こちらをご覧下さい。(asahi.comから以下引用)

韓国大統領、「日本の侵略思い出す」 朝鮮戦争記念日
2006年06月25日20時37分

 朝鮮戦争開戦56周年にあたる25日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)・韓国大統領はソウル市内で演説し、「北朝鮮のミサイル問題など朝鮮半島の安保状況は依然として流動的」としたうえで、平和を維持するために北朝鮮との信頼構築や韓国軍の自主的な防衛力の充実、対米同盟関係の維持が必要だと訴えた

 一方で「毎年、この日が来ると我が国の歴史を振り返って複雑な心境になる」と述べ、「例えば1592年、我が国は日本に踏みにじられ、あらゆる侮辱を受けた。中国からも2000年の間、何度となく侵略を受けた」と、豊臣秀吉が朝鮮半島を攻めた「文禄・慶長の役」までさかのぼって「受難の民族史」を強調した。 <後略>


 うーん・・これまた香ばしいですね。朝鮮戦争の開戦記念日なのに日本を引き合いに出して酷い目にあった、と仰ってますが、あのー、韓国は朝鮮戦争で北朝鮮軍に蹂躙されてますけど・・。『普通』、こういう場合は、記念日に直接関係のある話題を選ぶモノだと思うのですが、いついかなる時でも反日ですかそうですか。

 ああ、盧武鉉大統領は『普通』じゃありませんものね。すっかり忘れてました。『北朝鮮は南進を完全に放棄した』と勝手に決め付けて北の脅威から目を逸らしたり、北がミサイルをぶっ放すかもしれないという時に『北朝鮮との信頼構築』が必要だと言ったり。そうであって欲しい、またはそうしたいという『願望』と、現実の区別がつかないんだから仕方ないか。

 北朝鮮の脅威について、北朝鮮が韓国に対してやったことに関しては考えたくないし聞きたくもない。ありもしない日本の脅威について、日本が韓国に対してやったことに関しては捏造、誇張してまで吹聴する。こんなことをして、一体何が得られるのか??私には皆目わからない。

 過去、何度も誰かに侵略、蹂躙されたのは、朝鮮半島の歴代の為政者が、盧武鉉大統領のように現実から目を逸らし、妄想にすがってきたからではないか?現在、半島の南半分を『直接的に』侵略しようとしているのは、他でもない北半分を支配している国だけだ。この現実から目を逸らしていれば、『受難の民族史』は繰り返すことになるに違いない。


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