管理人やじざむらいが、気になるニュースをほぼ毎日更新で垂れ流してまいります。
テポドン2号でユスリ・タカリ
 長距離弾道ミサイル『テポドン2号』の発射間近か・・ここ数日、この言葉をニュースなどで何度となく耳にしているものの、なかなか発射された!というニュースは聞こえてきません。純粋に実験目的であれば、とっくに発射されていておかしくない。となれば、発射するぞ!発射するぞ!と見せかけながら、外国カードとして使おうとするのが北朝鮮。早速、お目当ての相手に接触したようです。こちらをご覧下さい。(Yahoo ニュースから以下引用)

発射憂慮なら米朝交渉を 北朝鮮の国連次席大使

 【ソウル21日共同】北朝鮮の韓成烈国連次席大使は米東部時間の20日、韓国の聯合ニュースの電話取材に、米国がミサイル発射の動きを憂慮するのなら、米朝交渉を通じ問題解決を図るべきだとの考えを明らかにした。北朝鮮当局者がミサイル発射の動きに関連し、米国に対話を呼び掛けたのは初めて。

 韓次席大使は「ミサイル試験発射を米国が憂慮していることは知っている。それなら交渉を通じて問題を解決しようというのがわれわれの立場だ」と述べた。

 また、北朝鮮が米クリントン政権時代の1999年9月に合意した長距離弾道ミサイルの発射一時停止の措置は「米国との対話が進んでいる間だけ適用される」と述べ、現時点で拘束力がないと強調。北朝鮮にはミサイル開発や試験、輸出の権利があると話した


 はい。ミサイルで脅かして『オラ!言うこと聞けよ!』・・さすがは恫喝によるユスリ・タカリを生業とする北朝鮮。まるで映画に出てくるような『わかり易い』ヤクザです。金融制裁を解除して欲しくて堪らない北朝鮮としては、何とかして米国との2国間協議を実現したい。必死です。

 この手の恫喝は、クリントン政権時代であれば通用したかもしれないが、今の米国大統領は『へなちょこ』クリントンではない。米国のボルトン国連大使は『挑発行動を受け入れれば、再発を促すことになる。米政府はもちろん、そういうことはしない』と拒否。北朝鮮の思惑通りにはいかないようです。

 さて、北朝鮮の恫喝に米国が折れないとなれば、北はミサイル発射を取りやめてウヤムヤにするか、やぶれかぶれで発射して自滅するか、このどちらかを選ばなければならず、苦しい立場に自らを追い込んだ。これから北朝鮮がどうするのか、注目したいところですが・・あれ?ちょっと待てよ。

 『ミサイル』の発射をカードにして米国との接触を試みているということは、あれが『ミサイル』であることは認めてるわけだ。そういえば、あれがミサイルではなくて『人工衛星』であると『判断』した人達がいたなあ。ええ。韓国の盧武鉉政権です。

 発射された『モノ』がミサイルであれば、北への国際社会の圧力はますます高まる。となれば、さすがに現在の『太陽政策』は続行できなくなる。太陽政策の破綻は、金大中、盧武鉉と続いた『親北政権』の否定に繋がりますから、北朝鮮が発射後に使うと予想される人工衛星という『言い訳』を先回りして使い、ミサイルではないことにしようとした。(関連エントリー参照)

 ところが、北朝鮮はミサイルであることをあっさり認めた・・というか、あれが本当に人工衛星打ち上げ用のロケットであれば、カードにならないわけですから、認めたも同然でしょう。現時点では、さすがにヤバイと思ったのか、韓国政府は『人工衛星説』を引っ込めましたが、世界でたったひとり『人工衛星説』を信じようとした事実は動かない。実に恥ずかしいお話です。


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韓国 米に無視され北にナメられ
 内外から様々な問題点が指摘されている盧武鉉政権の親北朝鮮政策。拉致・核・ミサイルなどの問題で、国際社会が北朝鮮への圧力を強める中、圧力を無力化するような援助を続けたり、朝鮮半島の不安定要因は、韓国内の米軍の存在であるという北朝鮮の主張を鵜呑みにし、自主防衛という名目で米軍を追い出しにかかったり、と『独特』の路線を突っ走る。

 ここ数日、北朝鮮による長距離弾道ミサイル問題が注目され、直接的な脅威にさらされている日本と米国は緊密に連携して警戒にあたっていますが、同じく脅威にさらされているはずの韓国は蚊帳の外に置かれています。

 これは韓国と情報を共有すると、北に情報が筒抜けになることを日米が警戒しているのか、それとも『あれはミサイルではなくて人工衛星!』という『妄想』を押し付けてくるのを嫌がっているのか、その辺はわかりませんが、米国が韓国(盧武鉉大統領)を信用していないのは確かなようです。こちらをご覧下さい。(朝鮮日報から以下引用)


韓米首脳、昨年9月から電話会談ゼロ
 盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領とジョージ・W・ブッシュ米大統領の間で9カ月もの間、電話での会談が行われておらず、両首脳の政策協議チャンネルに何らかの問題があるのではないか、という観測が流れている

 盧大統領とブッシュ大統領の間で行われた最後の電話会談は昨年9月20日のことだった。<中略>この時までは懸案があるたびに緊密に協議していた。しかしその後、9カ月間も通話が断たれた状態だ。今回を除いて今までに最も長い期間通話がなかったのは2005年2月から9月の6カ月半だ。

 特に今回は北朝鮮のテポドン発射危機が取りざたされてから1カ月も経つのに、この問題を協議するための電話会談は全くない。しかし中国の胡錦涛主席に対しては、ブッシュ大統領は2週間前に電話をかけ「テポドン発射ができなくなるよう北朝鮮に影響力を行使してほしい」と要請した、とニューヨークタイムズが 17日、報道している。<中略>

 このように両首脳の間に対話がないということは、互いに話すことがないという意味になる。特にテポドン発射の危機に直面しながら対話がないということは、両国間の政策路線の根本的な違いを示しているのかもしれない。

盧大統領の安全保障政策ブレーンの一人、文正仁(ムン・ジョンイン)延世大教授(前北東アジア時代委員会=大統領諮問機関=委員長)は先日、「盧大統領はブッシュ大統領に対して忍耐を失いつつある」と語っている


 ああ、やっぱり盧武鉉大統領は全く信用されてないのね。こんな状況なのに電話会談さえ無いとは・・まあ、もし電話会談がされても、『金融制裁をやめたら北は発射しないから!』とか、『軽水炉事業を再開すれば撃たないかも』などと、間違って金正日に電話しちゃった?と思うような事を言い出しかねないので、米国側は電話するだけ無駄だと判断したんでしょう。
 
 米国に信用されていない・・しかし!盧武鉉大統領には北朝鮮があります。北朝鮮との友好・統一がプライオリティーの一番上である盧武鉉大統領にとっては、米国の信用など必要ない。ミサイルが発射されようがなにをしようが、北朝鮮との関係強化のため、今月中に金大中前大統領が訪朝し、南北平和をアピールする予定でしたが・・(朝鮮日報から以下一部引用)

金前大統領の北朝鮮訪問、霧散の可能性高まる
 6月末に予定されていた金大中(キム・デジュン)前大統領の平壌訪問が中止となる可能性が高まった。

 北朝鮮は、光州で開かれた6・15南北共同行事の際に韓国側から金前大統領の北朝鮮訪問についての要望を受け「平壌に帰ってから回答する」としていたが、20日になってもまだ回答を寄せていない。<後略>


 はい。この記事では可能性が高まったとなっていますが、延期が決定したようです(朝鮮日報)。振り回されてますねえ。今年4月の訪朝予定がキャンセル→6月に延期→訪朝の手段(鉄道か陸路か)を巡ってゴタゴタ→6月初旬の予定が月末に→さらにまた延期、と。米国からは信用されてませんが、北朝鮮にはナメられてます。

 今回、予定されていた金大中氏の訪朝前には、約8千万ドルの経済援助を発表したり、韓国の光州にノーベル平和賞受賞者を集めて『米国の対北朝鮮金融制裁の解除』を訴えさせたり、北朝鮮から代表団を招いて、韓国内で反米プロパガンダ大会を開いたり、と必死の努力をしていたのですが、あえなくソデにされてしまいました。哀れですなあ。


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