新代表となった小沢氏は週末からテレビ番組をハシゴし、様々な発言をしていたようですが、中でも注目されたのは靖国神社に関しての発言。まずこちらをご覧ください。(Yahoo ニュース共同から以下引用)
A級戦犯分祀が靖国の姿 小沢氏、首相参拝を批判
民主党の小沢一郎代表は9日、NHKなどのテレビ番組で、小泉純一郎首相の靖国神社参拝を「小泉さんの(参拝)は駄目だ」と批判した上で、「戦争を主導した大きな責任がある人たちは、靖国神社に本来祭られるべきではない」と述べ、A級戦犯の分祀(ぶんし)を求める考えを表明した。
さらに「たまたま神社の形を取っているが、戦没者の慰霊のためのものだ。戦争で亡くなった人のみ霊を祭る本来の姿に戻して、天皇も首相も堂々と行ける靖国神社にすればいい」と強調した。
(共同通信) - 4月9日14時10分更新
はい。ほとんどのニュースソースでいわゆる『A級戦犯』の分祀を求めた!と書かれていましたが、小沢氏自身は明言しておらず、極めて曖昧で漠然とした物言いをしていました。で、この発言のあとにこんな事言ってます。(Yahoo ニュース時事から以下一部引用)
小泉首相の靖国参拝を批判=A級戦犯合祀に問題−小沢民主代表
民主党の小沢一郎代表は9日のNHK番組で、靖国神社について「A級戦犯といわれる人たちは戦争で死んだわけではない。日本の国民に戦争を指導した大きな責任があり、祭られるべきではない」と語り、A級戦犯を祭った現状には問題があるとの認識を示した。その上で「小泉氏の(参拝)は駄目だ」と述べ、小泉純一郎首相の靖国参拝を批判した。
ただ小沢氏はこの後、記者団に「分祀(ぶんし)ではない。政権を取ったらすぐにやる」とだけ語り、具体的な解決策には触れなかった。
分祀と言ったわけではない、と。しかしながら、昔から小沢氏の物言いは何とでも取れるというか、正直な話、何を言ってるのか、何を言いたいのか理解できない事が多いので、どうとでも取れる発言だったように思う。ただ、小泉総理の靖国参拝への反対だけは明言してましたので、食いついてきた魚がいたようです。こちらをどうぞ。(NIKKEI NETから以下引用)
中国新華社が小沢発言を報道・靖国参拝問題
【北京9日共同】中国国営新華社通信は9日、民主党の小沢一郎代表が同日、靖国神社からのA級戦犯の分祀を求める発言をしたことを伝えた。
新華社は日本の報道を引用し、A級戦犯は靖国神社に本来祭られるべきではないなどと小沢代表が述べたと報道。また、小泉純一郎首相が就任以来、靖国神社を5回参拝し「アジア諸国から憤激と抗議の声が上がった」と指摘した。 (01:10)
まあ、ほとんどの日本マスコミも分祀!と書いてますので、中国側がこんな報道をしてしまうのも仕方ないのかもしれませんが、結果的に『野党第一党の党首が靖国参拝に反対し、中国が求めている戦犯の分祀にも同意した。だから我々のいう事は正しいのだ』なーんて彼らに批判の根拠をくれてやり、利用される事になるわけです。
小沢氏としては、中韓のいう『A級戦犯』だから取り除こうという事ではなく、敗戦の責任があるから取り除くのだ、と言いたいんでしょうが、向こうからしてみれば同じ事。現政権が靖国カードを無効化しようとしている時に、理屈はどうあれ『同じ結果』を招く事を野党第一党の党首が言えば、中韓は勢いを得るでしょう。国内的な総括をするのならば、中韓が完全に沈黙した後にすべきだ。
それに、小沢氏の真意がどこにあるのか、『政権交代したら教えます』じゃあ我々国民には理解できないし、何をやるのかわからない人達に政権を任せようと思わないわけですが、『政権交代こそ真の構造改革だ!(Yahoo ニュース)』と仰るところを見ると、手段と目的がアベコベであり続けた民主党において、小沢氏にもその毒が回ってしまったということでしょうか。
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この会合の中で橋本氏は、今回の訪中について国民から『売国奴、国賊』と書かれた暖かい励ましのメールを貰ったことを披露したりして、会合は和気藹々とした雰囲気に包まれていたようです。そんな臭気プンプンたるじゃなかった和気藹々とした雰囲気の中、中国の王毅駐日大使はスピーチを行いました。こちらをご覧ください。(チャイナネットから以下引用)
王毅大使、胡主席の談話は中日関係の改善と発展方向を指し示すもの
日本駐在の王毅大使は6日、日中友好7団体が東京で催したレセプションに出席した。王毅大使はその際、胡錦濤主席がこのほど日中友好7団体の会長一行と会見した時、中国政府の原則的立場を全面的に説明し、日本の国民に重要なメッセージを伝えた。それは即ち、中国側は引き続き日本に対する友好政策を実行していく。そのためには両国関係の正常な発展に影響を及ぼす政治障害を取り除かなければならない、と語った。
王毅大使はさらに、胡主席の談話は中日関係の改善と発展方向を指し示すものである。中国側の中日友好のために力を尽くす積極的な姿勢を具現すると同時に、当面の問題を解決する誠意をも示している。日本側の最近行ったアンケート調査では、80%の日本の国民が日中関係の改善を期待していることが明らかになっている。
これは両国人民がともに現在のような状況が続くことを目にしたくないことを示している。両国関係の改善と発展にプラスとなることであれば、それをするべきで、そうでなければしないように、特に中国人民の感情を傷つけるようなことを再びするべきではない、と呼びかけた。
レセプションは、日中友好7団体が阿南惟茂大使の帰国を歓迎し、宮本雄二大使の中国赴任の送別の催したものである。阿南もと大使は中日関係の未来に依然として確信を持っていると述べ、宮本大使も日中関係の改善と発展の促進に力を尽くしたいと述べた。
はい。ありがとうございましたー。李外相、孔泉前報道局長、劉建超報道局長に比べてみれば、随分穏やかな語り口ですが、言ってることは全く同じ。日中関係悪化の原因は『全て』日本側にあり、胡錦濤主席がありがたい『重要講話(笑)』でお示しになられた方針を何の疑いもなく日本側は実行せよ!という内容。
中国の要人にしては珍しく統計数字を引っ張ってきて『ほら、だから靖国参拝をやめろよ』と仰ってますが、その日中関係を改善したほうが良いと考える80%の日本国民が『どうすれば改善とみなすのか』わかってるんでしょうか。
靖国参拝をやめれば関係が改善されたとみなして会談を再開する、と言ってるのはあくまでも中国側であり、日本側は必ずしも同じ考えであるとは言えない。例えば、私は『どちらかといえば』改善したほうが良いと考えますが、会談を拒否している中国が悪いと思っていますから、中国側が態度を改めるべきですし、靖国参拝に文句を言うのは内政干渉ですから、こちらも即刻やめるべき。
王毅大使の言葉に当てはめるとわかり易い。『両国関係の改善と発展にプラスとなることであれば、それをするべき』の『それ』に『会談』を入れれば済む話ですし、『特に中国人民の感情を傷つけるようなことを再びするべきではない』の『中国人民』を日本国民に置き換えれば、中国が事あるごとに繰り返す、国のために戦って散った英霊がいる靖国神社への攻撃には感情を傷つけられ続けてますから、参拝批判を再びするべきでない、となる。
80%の人が改善を望んでいる=靖国参拝をやめるべきと思っているってのは、王毅氏の思い込みに過ぎないし、ハッキリ言ってこれに完全に同意するのは、今回の会合に出席している朝貢訪中隊の面々や阿南、宮本氏ら外務省チャイナスクール、それ以外では媚中派の政治家達、中国様の機関紙である朝日など一部マスコミだけだと思いますよ。つまりごく少数。
漠然とした調査結果を根拠に、極めて自分勝手な理屈をくっつけて日本側に対応を求めるという手法は、もう通用し難くなってきている。日本の国民は徐々に理解しつつありますよ。中国がいかに傲慢で独善で話の出来ない奴らの集まりだって事が。
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