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民主党の行方 39 『夢幻の如く』
 ずいぶん長い間、当ブログ主要取り扱いテーマである民主党関連の話題から遠ざかってしまいました。今日は久しぶりに書いてみたいと思います。さて、今国会が始まってからこの方、民主党は『対案路線と追求型の併用』という当初の方針は何処へやら、目の前にぶら下がった追求材料という名のにんじん全てに飛びつき、追求一辺倒で対案路線を放棄してしまった。

 飛びついたニンジンの中には毒にんじんが紛れ込んでおり、選ばず食べた民主党は存続の危機に陥った。これまで何度も同じ轍を踏んで痛い目を見てきたのにも関わらず、追求していたはずが『自分達の失敗』によって跳ね返り、戻ってきた追求ブーメランから逃げ回って責任を回避。すぐさま謝罪すればダメージを軽減できるのにやらず、さらに信用を落としている。

 責任を回避し、説明すら満足にせず、渦中の永田議員は雲隠れ。辞意をもらした永田議員は入院し(させられ?)、人事が一任されたのは『ライブドア傘下の投資事業組合に自民党議員が関わっている』と永田氏同様の大した根拠もないであろう噂話をばら撒いて、一切その後の情報を出してこない鳩山幹事長というとてつもなく酷い冗談。

 強気で押しまくれば何とかなる、とでも思っているのか、時間を稼いで有耶無耶にしてしまおうという魂胆が丸見えの対応をしているが、既にマスコミの梯子外しは始まった、いや本格化しつつある。今の対応を続ければ続けるほど、民主党は苦しくなる。それだけは間違いない。

 与党追求しかしない万年野党から責任ある政党への成長。私はこれを前原代表の対案路線の中に見出しました。そして現実的な安全保障政策の取りまとめの動きにも期待した。民主党はこの騒動の中、『対中国観』を明らかにしましたが・・(Yahoo ニュースから以下引用)

「主権脅かす意図」民主、中国脅威認識を明記 基本見解

 民主党は二十三日の党外交防衛部門会議で、対中国観に関する基本見解を大筋で了承した。中国の軍事力増強や海洋権益をめぐる動向などを「国民の視点からは、現実的な脅威と認識されても無理はない」と明記。中国政府の「意図」についても、「わが国の主権を脅かす言動を繰り返している」と批判している。今国会中にとりまとめる外交・安全保障政策に関する「前原ビジョン」に盛り込まれる見通しだ。<中略>

【民主党の中国観(骨子)】
 ・中国の軍事力は、わが国を射程に収める核や弾道ミサイルをはじめ、第4世代の戦闘機や潜水艦・護衛艦の増強など、近年急速な近代化が進められている

 ・国民の多くがこれに脅威を感じていることには相応の理由がある。民主党は、中国の軍事的動向に対して抱いている現実の懸念を重く受け止めたい

 ・尖閣諸島の領有権や沖ノ鳥島、日中中間線に関する独自の主張による海洋資源の開発、上海総領事館員自殺事件や反日暴動の処理など、中国政府は「意図」の面からも、わが国の主権を脅かすような言動を繰り返している

 ・中国が「能力」の増強を背景として自国の主張を押し出してくれば、日中関係はいやが応でも緊張せざるを得ない。そうした状況は、国民の視点からは、現実的な脅威と認識されても無理はない
(産経新聞) - 2月24日3時11分更新


 正直、よくまとめたと思います。現実的な脅威である中国の不透明な軍拡、日本を叩く意図に言及し、党の見解とした事によくやったと言ってやりたい。が、今回のメール騒動などの対応のまずさによって、私も含めて国民の多くはそっぽを向いて民主党に不信感を募らせている。にも関わらず前原代表は高まる責任論に対して『マスコミからしか出ていない。党内には『頑張れ』『我々は悪いことはしていない』との声もある(Yahoo ニュース)』と、批判に背を向けている。

 前原代表の強弁とは裏腹に、もともと強いとは言えなかった執行部の力は、党内からの批判を受けてさらに弱体化すると思うし、左派が出張ってくれば、いつこの見解が撤回されてもおかしくない。今の民主党に現執行部の路線を継承する勢力はおらず、執行部が交代すれば万年野党という元の鞘に納まる事になり、かといって現執行部がこのまま突っ走っても信頼を回復するのは難しい。私が夢みた政権交代可能な二大政党政治の到来は、現実となる前にさらに儚い夢となって遠のきました。さようなら、民主党。一時でも期待した私がバカでした。さようなら。


関連カテゴリー:民主党の行方


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韓国 潘基文外相 『北にも見放されちゃった』
 次期国連事務総長に立候補した韓国の潘基文外相。分断国家、国連分担金滞納、北朝鮮の人権問題に無関心などなど否定的な材料ばかりが目立つ中、頼みの綱の米国は改めて東欧からの選出を希望している事を明らかにし、潘氏の事務総長就任の夢には赤信号が点っています(朝鮮日報)

 かろうじて中国が好意的な反応を見せているものの、韓国候補支持は明確にしていない。となれば、せめて国際社会の非難を浴びつつも擁護し、求められるがままに援助を与え続ける北朝鮮には支持して欲しいところ。韓国政府は北朝鮮に立候補したことを伝えたそうです。(朝鮮日報から以下引用)

【国連事務総長選】政府、北に出馬を事前通達
 国連事務総長の進出には北朝鮮が大きな変数となる。外交部の当局者は「北朝鮮には別途のチャンネルを通じて出馬を予め伝えてあるが、まだ特別な反応はない」とした。

 事務総長出馬に分断国家である韓国の現実は弱みだ。しかし紛争を50年間平和的に管理してきたという点を逆に活用することもできる。

 北朝鮮もこれについて悩むのではないかと見られる。賛成すれば韓国の国際的地位ばかりが上昇し、反対すれば「同族として支援したのにこれがその返答か」という反感が韓国で起こるのが目に見えているからだ。

朝鮮日報


 紛争を50年間平和的に管理してきたという点を逆に活用することもできる・・ですか。謀略の嵐が吹き荒れていた半島情勢を考えるとかなり無茶な観測ですが、ひとまず置いといて、もし北朝鮮がこの観測に同調し、潘基文氏を支持するなら、なんとかならないでもない。ところが、北の外交筋に言わせると・・(世界日報から以下引用)

北朝鮮、韓国外相の選出に否定的―次期国連事務総長

 【ウィーン22日小川敏】韓国の潘基文・外交通商相が次期国連事務総長に立候補を表明したことについて、当地の北朝鮮外交筋は「政府の見解ではない」と断ったうえで、「不適当であり、現実的に見て選出される可能性は少ない」との見方を明らかにした。本紙との会見の中で語ったもので、北朝鮮外交筋が潘基文外相の国連事務総長選候補問題に言及したのは今回が初めて。

 同外交筋は、「(南北)分断国家出身の候補者が国連事務総長に選出された場合、世界の紛争を調停しなければならない国連が、不必要な障害を背負う」と指摘、韓国からの立候補に否定的な考えを示した。

 韓国メディアによれば、国連事務総長選で大きな影響をもつ安保理常任理事国の中で、中国政府が早々と韓国外相支持を表明したと伝えられるが、同外交筋は「中国は日本の出方を牽制(けんせい)する意味から、韓国外相支持をにおわせただけだ」と述べ、北京の支持表明は日本を意識した政治発言に過ぎないとの認識を示した。<後略>

2006/2/22 20:47


 うーん・・まさに正論。政府の見解でなければ、まともな事を言えるんですね。まずその事実に愕然としました(笑)。自国の紛争を解決できないのに、世界中の紛争を調停、解決しなければならない国連のトップにはなれるわけがない。当たり前ですね。

 さらに中国の反応に対する韓国の受け取り方にも冷や水をぶっかけてます。決して韓国を支持してるわけじゃない、と。中国の本音はタイのスキアラット氏擁立と言われてますから、こちらも正しい分析です。

 付け加えるなら、北朝鮮は勝手に擦り寄ってくる者に対して何もやらない『釣った魚に餌はやらない主義』ですから、北の支持も期待できないでしょう。最初の記事中にある『同族として支援したのにこれがその返答か」という反感が韓国で起こる』からといって、北朝鮮は屁とも思わない。北が逡巡するというのは希望的観測に過ぎません。

 こういうのを韓国人の『幸せ回路』と言うそうですが、米国のように明確に否定するならともかく、中国が明確に否定しなかった事を捉えて『中国は韓国支持だ!』と言ったり、さんざん反日やりまくって日本の常任理事国入りに反対、のみならず反対票の取りまとめに躍起になってたくせに『長期的未来関係、韓日関係を考慮して検討するものと期待する(潘基文氏)』とか、日本のメディアが否定的な報道をしても『メディアは個人的な意見を述べたにすぎない。日本政府は自らの立場を整理するだろう(同上※朝鮮日報)』なんて言っちゃう。見えてないんですね、現実が。

 世界で最も閉鎖的な国の外交官が現実的で的確な情勢分析ができ、各種メディアが発達し、様々な情報ソースに当たれる国で外交畑を30年歩いてきた外交の専門家である潘基文氏は幸せ回路全開で現実が全く見えない。いやはやなんとも皮肉な話です。


関連エントリー1:盧武鉉大統領 『酋長ご乱心!』
関連エントリー2:韓国 北朝鮮の便利なお財布


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