麻生外相の発言を共同が記事にした当初、中国、台湾の一部メディア、朝日新聞などの反日マスコミの反発を見込んで配信したのでは?と、エントリーで懸念を表しましたが、すぐさま食いついてきたのは中国様。その後台湾政府は『問題視しない』と発言したものの、(台湾側、麻生外相の言論に異議)という記事を『中国』のCRIが記事にしています。
記事中では台湾当局の『誰が』発言したのか、『どの』メディアが報道したのかについて明らかにしておらず、真偽の程は定かではありませんが、共同の思惑通りに事は進みつつあるようです。思惑通りと言えば、まだ反応してなかったのが朝日新聞。麻生発言から約1週間が経過し、ようやく社説にて言及。こちらをご覧下さい。(asahi.comから以下引用)
麻生発言 外交がとても心配だ
かつて日本は朝鮮半島や台湾を植民地にした。しかし、それは必ずしも悪いことではなかった。麻生外相はそう言いたくて仕方がないかのようだ。
先週末、福岡市での講演で、日本が戦後のアジア各国の発展を支えたと説くなかでこう述べた。
「日清戦争のころ、台湾という国を日本に帰属することになった時に、日本が最初にやったのは義務教育です。貧しい台湾の人々が子どもを学校にやったらカネをやるという大英断を下した」
「結果として、ものすごく教育水準があがって識字率が向上した。おかげで、台湾という国は極めて教育水準が高い国であるがゆえに、今の時代に追いつけている」
思い出されるのは、麻生氏が自民党政調会長だった03年、韓国を植民地支配した時代の創氏改名について、朝鮮の人々が望んでいたかのような発言をして猛反発を招いたことである。
望んでいたのだから創氏改名には問題がなかった、朝鮮人のためを思ってやったことだ。そう言わんばかりだった。
日本の植民地統治の負の部分は素通りして、プラスの側面ばかりを強調する。これでは、植民地支配を正当化しようとする勢力の主張と重なり合って見られても仕方がない。
日本政府は植民地支配を反省し、謝罪を表明している。小泉首相も昨年8月の首相談話で明快に語った。この政府の見解を繰り返し説明し、理解を得る努力をするのが外相の本来の仕事のはずだ。
なのに、国内向けにはトーンの違う発言をし、外国から疑念を招いている。米国の有力紙ボストン・グローブは社説で麻生発言を紹介し、近隣諸国を挑発する愚かしさを批判した。
歯に衣(きぬ)着せぬ「本音トーク」は、麻生氏の政治家としての「売り」のひとつかもしれない。だが、首相の靖国神社参拝にからんで「天皇陛下の参拝が一番」と発言したのに続き、軽率に過ぎないか。日本外交を麻生氏に委ねるのは、極めて心配だ。
麻生氏の講演にはもうひとつ、別の問題があった。「ひとつの中国」という政府の方針に反して、台湾を「国」と繰り返し表現したことである。
米中、日中間で台湾問題はとても微妙な事柄だ。中国が不可分の領土と主張する台湾に「国」の呼称を使うことの意味を、外相が知らぬはずはあるまい。「地域」とすべきところを言い誤ったのだと思いたい。
だが、2日後の記者会見では「国」と述べた発言の報道を否定して、こう述べた。「台湾を国と言ったら問題になるということぐらい、25年間朝日新聞にやられてますから。そんなにバカでもない」
あまりに強く否定するので、こちらも録音を聞き直したら、確かに言っているではないか。口が滑ったというのなら、素直に自らの言葉の不適切さを認めるべきだ。
麻生氏の発言が今月4日ですから、ずいぶん反応が遅いですね。なるべく長く引っ張ろうということなんでしょうか。社説の内容はいつも通り電波に満ち満ちています。では、ツッコミを入れていきましょう。まず、麻生氏の発言の対象は台湾だけだったのにも関わらず、なぜか朝鮮半島も絡めている、というか朝鮮半島の話が主になってる。『おーい、韓国も反発しろよ!』というメッセージですね。遠からず韓国からも反応があるでしょう。マッチポンプがお好きなんですね。
で?『創氏改名』がどんなものであったかはには言及せず、韓国側の反発があったこと『だけ』を取り上げて、麻生氏が悪い事を言ったかのように書く。いつもながら卑怯ですな。(詳しくはこちらを参照→創氏改名とは何か)
卑怯といえば、『日本の植民地統治の負の部分は素通りして、プラスの側面ばかりを強調する』なんて植民地統治の負の部分だけを強調する朝日新聞が何を言うか!ってな感じですが、麻生氏はプラスの面ばかりを強調してるんでしょうか。麻生氏が外相に就任して間もないころに行った外交演説を見てみましょう。(外務省HP:麻生太郎氏 私のアジア戦略から以下一部抜粋。
・わが国ナショナリズムの昂じるところ、過去の歴史において、韓国や中国を始めとするアジアの国々で無辜の民を苦しめたことは、引き続き謙虚な反省の念をもって臨まなくてはならない問題です。また先の大戦では、われわれ自身に多くの犠牲を生んだことでもありました。
・わたくしは先にも述べましたとおり、過去の歴史においてとりわけ韓国、中国の人々に対し与えた苦痛を重く受け止めるとともに、日本はこれら人々にいつも反省の気持ちと、隣人としての思いやりを持ち続ける必要があると思う者です。
如何ですか?プラスの面だけを強調してますか?麻生氏はプラスの面にも光を当てますが、こういう反省も事あるごとに表明しています。朝日が言う『この政府の見解を繰り返し説明し、理解を得る努力をするのが外相の本来の仕事のはず』ってのをちゃんとやってるわけです。朝日などが伝えないだけ。
次に、『外国の新聞も問題視してる。朝日だけじゃない』という、これまたいつもの手を使ってるわけですが、ボストングローブってあまり聞かない名前ですね。ちょっと調べてみました。(ウィキペディア)
ボストン・グローブ(The Boston Globe) は、マサチューセッツ州ボストンにおいて最大の発行部数を誇る日刊新聞で、2002年9月現在の1日当たり発行部数は467,745部。
現在グローブ社は、ニューヨーク・タイムズ社の100%子会社となっている。
朝日のお仲間NYTの子会社じゃないですか(笑)!どうせまたノリミツ・オーニシ氏あたりが書いてるんじゃないの?まあ、確証はありませんので、これ以上はツッコミませんが、NYTの東京支局は朝日新聞社内にあるとだけ書いておきましょう。
最後に麻生氏が台湾を国と表現した事に噛み付いていますが、何が問題なのかさっぱりわからない。もし麻生氏が『中国と台湾は別の国家である』などと言えば『一つの中国』という建前に反するかもしれないが、『国』と表現したことの何が悪いのか。中共のご指導どおりの発言じゃないと認められないってか。『素直に自らの言葉の不適切さを認めるべきだ。』なんて良く言うよ。一度も素直に自らの言葉の不適切さを認めた事がないくせに。
言葉は感情的で、残酷で、ときに無力だ。それでも私たちは信じている、言葉のチカラを。ジャーナリスト宣言。朝日新聞
何がジャーナリスト宣言だ。反吐が出らあ。
関連エントリー1:共同通信 『おい、台湾も反発しろ』
関連エントリー2:中国様大激怒 『やっぱり共同のマッチポンプ』
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対北「圧力」強化へ=制裁発動控え厳格に法執行−政府
政府は9日、日本と北朝鮮の拉致問題などの並行協議で実質的進展がなかったことを受け、今後は経済制裁の発動とは別に、現行法を厳格に適用・執行することで監視や取り締まりを強化し、北朝鮮への「圧力」を強めていく方針を固めた。
(時事通信) - 2月10日1時1分更新
良いですね。日本の法の外にあるとまで言われる朝鮮総連など北朝鮮に関係する団体に対して『普通に』法を適用していけば、本国からして麻薬密売、偽ドル製造などなど非合法活動ばかりで外貨を獲得しており、順法精神など皆無ですから、朝鮮総連など北に関係する団体が清廉なわけが無く、相当数の団体が活動停止を余儀なくされるかもしれません。日本国内から北朝鮮への送金や物資の供給が止まれば、かなり困った事になるでしょう。
相も変らぬ北朝鮮の外道っぷりに政府、自民党、そして民主党の一部からも圧力を強めるべきという意見が出始めているようです(NHKニュース)が、われらが釣り師、麻生外相も『圧力』に関して何か発言したようです。こちらをどうぞ。(Yahoo ニュースから以下引用)
北への圧力強化、具体策を検討…麻生外相
麻生外相は10日午前の閣議後の記者会見で、北朝鮮に対する経済制裁などについて、「『圧力をかける』と言って、何もかけないままで終わったら、『何だ、かけないじゃないか』となって話が進まなくなる。いろいろな案が出ているのは確かだが、今は話す段階ではない」と述べ、先の日朝政府間協議で前進がなかったことを踏まえ、北朝鮮に対する圧力を強める具体策を検討していることを明らかにした。
一方で、外相は「協議で新しいものが何も出てこなかったのは確かだが、5日間かけて討議が進められた。いろいろな意見を率直に言い合うことができ、『次も話し合いを』という兆しが感じられる」と語った。
(読売新聞) - 2月10日11時54分更新
なるほどね。不言実行というわけですか。経済制裁やるぞ!と言われるよりも、遥かに怖いかもしれません。特に麻生氏が言うと(笑)。『対話と圧力』の対話とは、北朝鮮に限って言えば、ギチギチに締め上げてギブアップさせた段階で行うのが正しい。無条件に話し合っても、これまでのようにのらりくらりと逃げを打たれるだけ。粛々と締め上げてまいりましょう。
さて、日本で圧力強化の声が高まる中、北朝鮮も何か反応を見せたようです。ご覧下さい。(時事通信から以下引用)
制裁発動なら強力に対応=拉致犯の引き渡し拒否−北朝鮮大使
【ソウル10日時事】在日朝鮮人総連合会機関紙・朝鮮新報(電子版)は10日、先の日朝両国政府による並行協議の北朝鮮代表である宋日昊大使のインタビュー記事を掲載した。今回の協議で拉致問題に進展がなかったため、日本の一部で制裁論が高まっていることに対し、「拉致問題を口実に制裁を科すなら、強力に物理的対応を取る」と警告した。ただ、具体的な手段には触れていない。
強力に物理的対応を取る・・ですって。まあ怖いわあ(棒読み)。以前にもこんな事言ってましたね。既に実質上の制裁は始まってるんですが、何ら強力な物理的対応は見てないなあ。何だろう?物理的対応って。ミサイルでも打ち込んでくるんでしょうか。
まあ、やれば次の日に北朝鮮は消滅しますがね。もう日本はこんな脅しには屈しないですよ。あ、でも日本には『一発だけなら誤射かも知れない』なんて言って擁護してくれる『北朝鮮スパイのシンガンス釈放に手を貸した極めてマヌケな菅直人』さんのような頼りにならない味方も居ますからね。ひょっとしたらごく微量の効果はあるかもしれません。もちろん、何も出来やしないとは思いますが。
物理的対応まだぁー?
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