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民主党の行方 33 『不退転の決意』
 前原代表が何やらぶっ飛ばしている。ここ数日でいくつかの発言がマスコミに取り上げられ、今年行われる代表選に向けて、党内からも動きがあるようです。まずこちらのニュースをごらん下さい。(Yahoo ニュースから以下引用)

「中国脅威論」を党見解に 民主・前原代表が指示

 民主党の前原誠司代表は11日午後、共同通信論説研究会で講演し、自らが主張する「中国脅威論」を踏まえた対中認識を党見解として取りまとめるよう松本剛明政調会長に指示したことを明らかにした

 前原氏は対中認識について「党内では『脅威』とは違う意見があるのも事実だが、(自分は)『現実的脅威』という言葉を語り続けていきたい」と言明。同時に「中国の現状認識について、党内で統一した考え方、コンセンサスを持てるような議論を(松本氏に)お願いしている」と述べた。<以下略>

(共同通信) - 1月11日19時2分更新


 うーむ・・すごいな。ここまで求めるとは正直、私は思ってませんでした。外交・安全保障に関する前原氏の持論を『基礎』とした方針を取りまとめる方向で調整に入っていたのは知ってましたが、外交・安全保障を考える上での前提に『中国は現実的脅威』を据えるとなると、左派が骨抜きにしよう、と介入する余地が無くなる。
 
 ということは、左派との全面対決に突入する決意を固めたのか。今朝のテレビ番組に出演した前原代表はこんな発言をしています。こちらをごらん下さい。(共同通信から以下引用)

集約無理なら不出馬 外交・安保で前原氏

 民主党の前原誠司代表は14日午前の民放テレビ番組で、外交・安全保障などの基本政策について党内で意見集約できない場合は再選となる9月の代表選には出馬しない考えを表明した。

 前原氏はこれまで自らが唱える集団的自衛権の行使容認や中国脅威論に沿って6月までに党見解を取りまとめる方針を示しており、「退路」を断つ姿勢を示すことで、意見集約に向けた決意を強調したものだ。
 
 番組で前原氏は、代表選で再選を目指すかについて「まだ考えていない」とした上で「公約として言っている(党の)外交・安全保障ビジョン、内政ビジョンをまとめきれるかどうかにかかっている」と強調。「まとめきれなければ代表であり続けることはできない」と言明した。
 
 特に、民主党のアキレスけんとされる外交・安保政策に関して「徹底的に議論する」とし、意見集約では多数決での決定もあり得るとの考えを重ねて示した


 素晴らしい。政治家とはかくあるべし、と思わせる不退転の強い決意が感じられます。今までの民主党の党首とは雲泥の差ですね。これまでは、代表がリーダーシップを取って政策決定しようとする→異論噴出→小沢氏などが寝技でうやむやにする→訳のわからない政策の出来上がり、という政策決定の流れでしたが、ここまでの強い決意で迫られると、ぶつかり合うしかない。党内からはこんな動きが出ています。こちらをどうぞ。(Yomiuri Onlineから以下引用)

民主護憲派、前原ビジョンの対案作成

 民主党の護憲派の若手議員が作る「リベラルの会」は13日、外交・安全保障に関する独自の政策提言をまとめる方針を固めた。

 集団的自衛権行使への反対やアジア外交の重視などを柱とし、前原代表が近く発表する「前原ビジョン」の対案とする考えだ。

 9月の民主党代表選に向け、前原代表の再選に反対する勢力を結集するための材料とする狙いもあると見られる。

 同会は25日の会合で、政策提言作りを正式決定する予定だ。前原代表が唱える「中国脅威論」に対する反論も盛り込む方針で、同会代表幹事の近藤昭一衆院議員は13日、「党が『中国脅威論』で固まっているわけではないとアピールしたい。代表選は、独自候補擁立と、他グループの候補を推す場合との両にらみで、政策提言を活用したい」と語った。

 「リベラルの会」は、「集団的自衛権の行使を認めない」ことを旗印に、2004年8月に発足した。現在は近藤氏や平岡秀夫衆院議員らが代表幹事を務め、約30人の若手議員が参加している。前原氏の代表就任後は、党執行部との意見の食い違いが目立っている。
(2006年1月14日3時12分 読売新聞)


 良い!こうでなくっちゃ。まずは同じ土俵に上がってきたことを評価します。口でグチャグチャ言うだけのうどん屋の釜から脱皮が出来ただけでも大きな進歩です。このグループには政策提言を明文化し、公の場で前原代表と政策論争することを望む。民主党の党内意見が割れていることなど、周知の事実ですから、今更隠し立てする必要など無い。堂々と違う意見をぶつけ合って欲しい。

 他のグループにも政策提言を出す事を望みたい。異論があるならば、文章にした上で自らの立場を明らかにし、喧々諤々、大いに議論していただきたい。立場を明らかにせず、代表を後ろから撃つような真似はやめろ。あなたですよ。小沢さん。(Yahoo ニュースから以下引用)

「必死に言い訳、情けない」=小沢氏が前原代表を批判-民主党

 民主党の小沢一郎前副代表は13日付の夕刊紙の連載コラムで、自民党との大連立をめぐる前原誠司代表ら執行部の対応を「必死に言い訳をする情けない構図になっている。実に困ったことだ」と批判した。

 
 その上で、「わが党の存在理由はどんどん薄れていく。こんなことでは、政権奪取など夢のまた夢だ」と嘆いた。さらに、小泉純一郎首相らが大連立を吹聴するのは「今年9月の任期切れを前にレームダック(死に体)化することを避けるため」と分析。「敵ながら権力者のテクニックとしては見事」と評価している。 
(時事通信) - 1月12日19時1分更新


 何ですか?これ。普段、批判してやまない小泉総理を『見事』と持ち上げ、それ以下の存在が前原代表だ、と言ってイメージ低下を狙ってるわけだ。『実に困った事だ』はあなたの方だ。いつもこれだよ。遠い所から自党の代表を貶める。言いたいことや実現したい政策があるなら、前原氏への対案という形で出したらどうなんだ?大物風を吹かせてふんぞり返りつつ、後ろから撃つなんて卑怯だ。出て来い、小沢一郎。

 エントリーを書き終えた、と一息ついた途端もう一名、後ろから代表を撃ってる民主党の大物発見。(Yahoo ニュースから以下一部引用)

前原氏発言は戦前青年将校 民主、横路氏

 民主党の横路孝弘衆院副議長は14日、札幌市内のパーティーでのあいさつで、前原誠司民主党代表の対中国観などについて「まるで戦前の軍部の青年将校のような発言だ」などと厳しく批判。<以下略>


 褒めてるのか、貶してるのか、どっちだかわからん。一つだけ確実に言えることは、横路氏よりも戦前の青年将校の方が1000倍マシだって事。



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テーマ:民主党 - ジャンル:政治・経済

総裁選の争点は靖国ではなく中韓への外交姿勢だ
 昨日、トルコを訪問していた小泉総理が帰国しました。訪問中、同行していた記者団との懇談で『靖国を争点にすべきでない』という考えを示しました。一見、消極的に見えるこの態度に隙ありと感じたのか、早速『媚中韓派』の面々が騒ぎ出しているようです。まずは総理の元盟友である山崎拓氏の発言から。

自民党の山崎拓前副総裁は11日深夜(日本時間12日未明)、小泉純一郎首相が9月の党総裁選で靖国神社参拝の是非を争点にしようとする動きに不快感を示したことについて「争点になるかならないかは世論が決めることだ」と述べた。訪問先のホーチミンの空港で記者団に語った。(NIKKEI NETから一部引用


 『世論が決めることだ』って、自信たっぷりですね。世論の風が自分に吹くとでも思ってるんでしょうか。まあ、その調子で勘違いしてなさい。では次。何としても媚中韓の外交路線に逆戻りさせたい公明党の神崎代表も怪気炎を上げています。(asahi.comから以下一部引用)

「次の首相は靖国参拝すべきでない」 公明・神崎代表

2006年01月11日19時03分

 公明党の神崎代表は11日、福岡市内で開かれた同党福岡総支部の賀詞交歓会で「次の首相は靖国神社を参拝すべきではない」と述べ、「ポスト小泉」の次期首相は靖国参拝を自粛すべきだとの考えを示した。<中略>

神崎氏は、小泉首相の靖国参拝によって「中国、韓国との関係がうまくいっていない」との認識を示し、「両国との関係を修復する努力をすることも、次の内閣の大事な責務だ」と指摘した。「歴代の首相は、かつての戦争は侵略行為だ、植民地支配だ、と反省する談話を発表している。靖国神社はA級戦犯が合祀(ごうし)されているのみならず、かつての戦争を称賛している。内閣の方針と違うところに一国の首相が行くことは、矛盾した行為だ」と強調した。

 また、自民・民主の大連立構想については「自公の連立があったからこそ(総選挙での)小泉首相の大勝利があったことを忘れないでいただきたい」と不快感を示した


 へえ。踏み込みましたね。今までは、いわゆるA級戦犯合祀のみを問題視してきた筈なのに、今度は靖国神社自体を否定ですか。やっと本音を出してきましたね。いわゆる戦犯とされた方以外の英霊も靖国神社がある限り、慰霊の対象としてはならないってことでしょうか?今まで嘘ついてたんですね。で?『公明がいたから自民は大勝した』と、自民党所属で選挙に弱いであろう議員に向かって恫喝ですか。応援して欲しかったら靖国参拝に反対しろって。まあ、さすがに靖国自体を否定する自民党議員は少ないでしょうから、何言っても構わんけど、そもそも公明党は自民の総裁選に関係ないだろ。

 小泉総理や安倍氏が『靖国を争点にすべきでない』と発言したことによって、勢いづいたこれら『媚中韓派』の面々ですが、残念ながらトラップに気付いてない。トルコでの記者団との懇談で総理はこんな事も言ってます。

「批判される方も、靖国参拝自体がいけないのか、中国、韓国がいけないからいけないのか、今後はっきりして頂きたい」(asahi.com)


 小泉総理が靖国参拝をする理由は皆様ご存知の通り『戦没者への哀悼の念を捧げる』というもの。A級戦犯が云々、戦争賛美が云々、政教分離が云々といい続けているのは批判している側であり、小泉総理自身はただただ『哀悼の念を捧げる』と言うのみ。そうです。総裁選の争点とする以前の問題で、反対派はどのような理由で反対するのか、ハッキリさせる必要がある。以下で反対理由になってきたものを検証して参ります。少々長いですが、お付き合いください。

 まず、神崎代表が言う『靖国はかつての戦争を称賛している』って遊就館のことでしょうか。靖国神社に参拝することと靖国神社が運営する遊就館がどういう施設なのかは別問題だ。ごっちゃにしてはいけない。参拝する人に遊就館の見学を強制しているというなら話は別だが、行くも行かないも自由です。それに、誤解があるといけないので指摘すると、遊就館は別に戦争を称賛しているわけではありませんよ。一言でいうと『日本には日本の立場があった』という事。妙なイメージ操作はやめましょうね。

 続いて、東京裁判によってA級戦犯とされた人々はサンフランシスコ講和条約締結後に赦免され、すでに処刑された人々を除いては釈放されて罪人ではなくなった。(釈放後、国務大臣にまでなった人もいる。重光葵氏など)釈放が実現した背景には、当時の国会で『戦犯とされている人々を釈放せよ』という決議が何度もされた事が挙げられる。

 釈放された人々が赦免され罪人ではなくなり、その後制約を受けず生きていけたのに、処刑された人々は刑を受けたのにも関わらず、今でも『戦争犯罪者』と指弾される。これはおかしい。特に、国会議員がA級戦犯を云々するのは本当におかしい。釈放するよう決議をし、既に処刑された人々に関しても、昭和28年に他の戦没者と同じく扱うよう『全会一致』で遺族援護法改正を決議している。

 これによって遺族には恩給が支給され、靖国神社への合祀の道を開いた。一連の動きは他でもない、日本の国会で行われたものだ。現職の国会議員がA級戦犯を云々するならば、これらの決議を覆さないと出来ないはず。でも、出来ませんよねえ。お隣の国みたいに事後法を作って恩給や勲章を剥奪したり、名誉回復を撤回したり。

 と、ここまで突っ込んでやれば、少なくとも『内政的』には靖国参拝にケチをつけることは難しくなる。となれば、後は何が残りますか?そうですね。外国(中韓)への配慮です。(政教分離に関しては後述します)

 上記事で神崎代表が『中韓との関係が悪くなってる』から靖国参拝をやめろと発言してますが、実際のところ、他に反対理由などありません。国会議員たるものが『全会一致』で決議されたものを無視するなんてチャンチャラおかしいですし、一宗教法人の全面支援によって成り立っている公明党が政教分離でいちゃもんをつけるなんて噴飯ものもいいところ。そもそも、『公人は一宗教法人(神社)に参拝してはいけない』なんて言い出したら、公人という定義を広げれば、政治家は宗教活動できなくなり、信教の自由を著しく侵害する。

 全国各地で『政教分離に反する』という理由で裁判が起こされてますが、その殆どは靖国や護国神社『だけ』を対象にしています。本当に政教分離に反すると思ってるなら、政治家は初詣で神社に行ってはならなくなる。が、そんなことは誰も言わない。なーんでか。靖国神社を潰す事が目的だから。ホントは政教分離云々を問題視してるわけじゃないんです、反対派は。

 ということで、残る理由は中韓が反発している、中韓との関係が悪くなる、中韓の中韓の中韓の・・・・どこまで行っても中韓への配慮という理由しかなくなる。反対派、正しくは媚中韓派は正直に『中韓への配慮で~(靖国参拝など)をやめろ』という意見集約をするべきだ。靖国の他にも『脅威と言うな』等々、中韓への配慮を主張する点では一致しているはず。総裁選の争点は靖国参拝への賛否ではない。争点とするならば、中韓とどう向き合うのか、という外交姿勢だ。中韓を指して『アジア』と言ったり、靖国参拝に反対する理由をあれこれ引っ張り出したりせず、媚中韓派はどうせ勝てないんだから、論点を拡散せずに正面からぶつかれ。争点になるかは世論が決めるんでしょ?山崎さん。だったらわかり易くしないとね。 



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