現在、サミット閉会の際に発表される共同宣言の内容を巡って、日中が駆け引きを繰り返していますが、日本の強い要望によって参加が決定したインドなどの域外国も出席することから、中国の思惑通りには進まないと見られています。
サミットを前に、麻生外相は『麻生ドクトリン』とも言うべき大演説を日本記者クラブにて行い、日本の立場を説明しました。日本の立場は共同体構築には賛成。但し、開かれた、出入り自由な共同体である事。中国の台頭に関しては、良い競争相手として歓迎する。但し、不透明な軍のあり方、近隣諸国への援助に関する情報の透明性を国際レベルまで引き上げる事。合わせて、民主主義の重要性を強調しています。
まあ、中国が日本の求める要件をクリアするまでに崩壊してるんじゃないの?という突っ込みは脇に置いといて(笑)、価値観で中国を牽制することは、これまでの日本外交ではありえない事でしたので、素直に歓迎したいと思います。今、まさに日本は戦後の歴史的呪縛から解き放たれようとしてるんですね・・近頃そう感じる出来事が多くなってきました。
この他にも、日本、アジアの未来について多くの事を語っておられますが、正直、大変感心しました。麻生氏の演説には、前向きな、楽観的な、そして自信に満ち溢れた日本の未来が描かれており、何だか読んでいるだけで『よーし!私も頑張ろうっと』てな気持ちにさせられました(笑)。バブル崩壊後の日本で盛んに言われ続けた、未来へのビジョンを描けるリーダーが必要だという声に答えた、これこそが『外交戦略ビジョン』と呼ぶに相応しい内容となっています。拙ブログをご覧の皆様には、演説の全文を是非読んでいただきたいと思いますので、エントリー下段にリンクを貼っておきます。お手すきの時にご覧下さいませ。
奇しくも、今日は日米戦争開戦と同じ12月8日。麻生氏の武運長久を祈ります。行ってらっしゃい!頑張って麻生さん!
参考リンク:麻生氏演説 『わたくしのアジア戦略』
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公明党「防衛省」容認へ 教育基本法でも柔軟姿勢
公明党は4日までに、自民党が来年の通常国会で成立を目指す防衛庁の「省」昇格について、国連平和維持活動(PKO)や国際緊急援助隊活動を新たな任務として明確に位置付けることなどを条件に容認する方針を固めた。
省昇格は2002年末に合意した自民、公明、旧保守3党の優先課題である上、公明党が求めてきた児童手当の支給対象拡充を自民党が受け入れ、06年度予算で実現する可能性が強まったことも影響したとみられる。
また、「愛国心」をめぐる記述で自民党と対立してきた教育基本法改正についても、記述内容を工夫することで次期通常国会で折り合うことは可能だとの認識が公明党幹部内にあり、調整が大詰めを迎える。
(共同通信) - 12月4日15時41分更新
『自民右傾化のブレーキ役』とか自慢していた幹部がいましたよね?公明党さん。靖国参拝に反対しても小泉総理は全く動じず、防衛庁の省への昇格も、教育基本法改正にもブレーキになれませんなあ(笑)。こんなんで連立を組んでいる意味はあるの?早く解消すればいいのに。
報道機関の『自民右傾化のブレーキ役』を自認する(笑)、朝日新聞さんからも激が飛んでますよ?ご覧下さい。(asahi.comから以下一部引用)
公明党 余りに筋違いの取引だ
<前略>
公明党は、この妥協の意味をことさら小さく見せようとしている。
防衛庁の昇格では「看板を他の省と同じにするだけで、実質的な変化はない」、教育基本法の改正には「自民党が『愛国心』をいい、公明党は『国を大切にする』というくらいの違いしかない」といったぐあいだ。
自民党があれだけ大きくなった以上、いつまでも抵抗できるものではない。妥協せざるを得ないなら、大型の選挙が想定されていない今のうちに。そんな計算もあるようだ。
だが、公明党にはよく考えてもらいたい。あなたたちは、小泉首相の靖国神社参拝で中国や韓国との亀裂が広がっていることに、深刻な危機感を抱いてきたはずである。
防衛庁の昇格や教育基本法の改正となれば、中韓にも不安を呼ばないではおかない。そこで譲るというなら、せめて公明党も主張している新たな追悼施設の建設で、調査費の計上を自民党に認めさせるぐらいの「取引」はできなかったか。
隣国の不安をぬぐい、関係改善をめざすという意味で、これならかろうじて筋が通らなくはない。
児童手当と「防衛省」の取引では余りにも筋違いだ。
大変!朝日さんがブチ切れてます(笑)。公明党さん、あまりにも筋違いですって。取引するなら調査費計上が筋だろうですって。えらく怒られてますねえ。朝日にここまで書かれるって、いわゆるタカ派の政治家くらいしかいないんじゃないでしょうか(笑)。やっぱり連立解消して下野した方が良いですよ。公明党は。
とはいえ、今、日本中を騒がせている『耐震強度偽装問題』を巡って、連立を解消するとマズイ事になるみたいですから、何を言われても、どんなに罵倒されようとも、自民党と離れるわけにはいかないんでしょうね。なるほど、こうして集票マシーンとしての機能だけを残して、後はどんな政策も自民党に受け入れてもらえない、便利な道具になっていくわけだ。ま、それでも良いなら何も言わないけれど、政党として掲げる理念とか、政策とかを捨ててまで、党として存在する意味があるのかと問われれば、私は無いと断言しますが。
やはり、こんな状況はおかしいでしょう。これから先、自民党と公明党は理念、政策にさらなる乖離が生じるでしょうし、かといって発言力が発揮できるわけでもない。妥協に妥協を重ねて『コバンザメ』とか『コウモリ』とか嘲笑される前に、連立を解消して下野した方が良いでしょう。どこかの誰かが言ってたけれど、宗教と無宗教の違いさえ乗り越えれば、他の政策は似たり寄ったりですから、共産党と共闘出来るんではないですか(笑)?見てみたいなあ。最も仲の悪い両者が同じ選挙カーでプロパガンダじゃなかった演説するところを。
嗚呼、早く連立解消しないかなー。心の底から願ってます。
関連エントリー: 公明党は自民と連立を解消すべき
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